どっちがストーカーだったのかな【九井一】 ページ6
リクエストありがとうございます！
『あ〜、ったく、顧問話長いっつうの…』
現在の時刻はもう暗くなり始めた７時。
幸い夏なので冬の夜ほど暗くはないが、それでも遅いものは遅い。
今日は運悪く部活が長引いた。
加えて顧問の話も長い。せっかくの金曜日なんだから休ませろって。
一人で帰ってるこっちとしては細道とかこわいんだ！
『まあ、大丈夫だよね』
「お嬢ちゃんこんな時間に何してんの？一人ぃ？」
前言撤回、全然大丈夫ではない。
『え、いや、あの』
「こんな路地裏きてたら、変なことされちゃうよぉ、俺みたいに」
黙れ。くそなんだこのおじさん！
今日は最悪だ。部活が長引いた。そのおかげでこんな見ず知らずのおじさんに襲われる。これも話の長い顧問のせいだ！顧問あとで怒ろ。
おじさんは抵抗しない私をいいことに制服を脱がせてくる。
「抵抗しないんだ、いいこだね、」
したら怒るだろ…呆れたが、逆上させないために私は言う。
『うん…でもここだと恥ずかしいな、ね、あっち行ってしよ…？』
これが効いたみたいで、おじさんの息は荒くなる。
「いいよ、じゃあホテル行こうか」
おじさんは私をつれていく。
あー、ほんときつい、誰か助けてくれ。
と、神様が願いを聞いてくれたのか、私が強く願ったからか、前から人が現れた。
「おいおいおっさん、気持ち悪ぃぜ？」
『…！ココ…』
「何してんだ、ついに浮気か？」
『違うし。』
目の前に現れたのは私の彼氏、ココだ。
「なんだてめぇ、やんのか？」
おじさんがかっこつけてる。
かっこよくないけど…。
てかなんでココ私の居場所わかったの？運命？偶然？ストーカー？いやこわ…
その後は言わずもがなおじさんはココに木っ端微塵にされた。
『ごめんね、ココありがとう。』
「俺はどうもねぇけど。伊織のほうが怖かっただろ」
『うん、ありがとう。』
ほら、と手を差し出してくる。
優しい…おじさんと大違いだ…と思わず感じてしまう。
「何があったとかは後で帰ってからゆっくりきくけどよ」
一呼吸置き、ココがいう。
「お前が触られたところ、俺のモンに上書きされるまで寝かせねえからな？」
『は…？？』
ニヤッと笑い、軽くキスしてきた。
あぁ、なんで今日が金曜日だったんだろうなぁ。と、一人後悔をした。
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yum(プロフ) - コメント失礼します！大人軸の三ツ谷くんで、風邪をひいたとき対応を書いていただきたいです！よろしくお願いします🙌 (12月18日 21時) (
レス) @page33 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - 「ジョーカーと罰と大富豪たち【梵天】」でしたね。間違えてすいません！ (2021年7月31日 2時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - リクエストではないんですけど「ジョーカーと罰と大富豪【梵天】」のその後の事を書いてはくれないでしょうか？無理だったらすいません。 (2021年7月31日 2時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
りら - 作者様リクエスト失礼します。灰谷蘭で彼女が病んでて寝れない時の対応書いていただきたいです。時間があるときで大丈夫です。 (2021年7月29日 22時) (レス) id: 93e165a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
あやね【レペ狂】(プロフ) - れいさん» 読ませて頂きました！やっぱりれいさんの小説って本当にキャラが生きてるとゆうか、特徴すごく掴めてて本当に最高です…生理の時のお供にさせて頂けます、これで乗り越えられます…本当にありがとうございますm(_ _)m (2021年7月6日 20時) (レス) id: df6a0f70b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんぷら | 作成日時：2021年4月30日 22時
