ジョーカーと罰と大富豪たち【梵天】 ページ27
⚠アニメ勢の方ネタバレ注意です
『ひーまー』
疲れて"ドスッ"とソファに座ると、両端の二人も少し距離をあけてくれた。
『なんかしたいー…あっ待って！』
鶴「…どこいくんだ？」
春「一人で騒がしーヤツだな」
確かここにー、と部屋の机を探ると、お目当てのものがそこにあった。
『じゃーん！トランプ！』
蘭「うっわ、懐かし。そのトランプ見覚えある。」
『思い出詰まったトランプですからね』
竜「俺らにとっては嫌な思い出だけどな」
『楽しかったくせに』
軽く話すと、梵天ができた直後くらいに、面白半分でみんなでババ抜きをしたのだ。
キッツーいお仕置き付きで。
確かあたったのは竜胆と鶴蝶だったはず。
どんなお仕置きだったかは忘れた。
何故二人いるのか。ジョーカーが二枚あったから。
ババ抜きじゃ成り立たないだろ？となるかもしれない。
それはまぁ、運のいいことに成り立ってしまった。そういうことだ。
『なんかしよう、何がいいかな』
竜「前みてーなのだったら俺パスだけど」
『ないない。あれはしない』
九「何？トランプじゃん。占いしてやろーか？」
『いい。ココの占いこわい』
九「ひでーな」
けらけらとココは笑っているけれど、笑い事ではない。
初めて占ってもらったとき、私はジョーカーを引いた。
そしたらココは笑って「お前死ぬな」だの「風呂には気をつけろよ」だの言ってきたのだ。
純粋だった私にとっては怖くて怖くて仕方がなかった。
まぁ、勿論嘘だったけど。
それ以来、ココの占いはあてにしないし、してもらわない。
『トランプって何ができるの？』
春「は？そこから？」
『違うよー！大人数でできるやつの話！』
ぷんぷんと怒ると、うわ…と春千夜に引かれた。
ひどいやつだと軽く睨み付けながら、何があったかなと思い出す。
『…あっ、大富豪しよう』
竜「大富豪〜？」
九「暫くやってねーな、大富豪なんて」
やいのやいのと皆から声が上がる。
蘭「んで？ご褒美あんの？」
『勿論！大貧民が大富豪のいうこと一つきく！』
ふふんと言ってみせると、みんなの目の色が変わる。
蘭「そーいうことならやってやんねーとだなあ」
『おやおや蘭さん随分自信があるようで』
蘭「そういう伊織さんもニヤニヤしてっけどー？」
『何のことやら〜？よし、とりあえず一回戦目やろう』
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yum(プロフ) - コメント失礼します！大人軸の三ツ谷くんで、風邪をひいたとき対応を書いていただきたいです！よろしくお願いします🙌 (12月18日 21時) (
レス) @page33 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - 「ジョーカーと罰と大富豪たち【梵天】」でしたね。間違えてすいません！ (2021年7月31日 2時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - リクエストではないんですけど「ジョーカーと罰と大富豪【梵天】」のその後の事を書いてはくれないでしょうか？無理だったらすいません。 (2021年7月31日 2時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
りら - 作者様リクエスト失礼します。灰谷蘭で彼女が病んでて寝れない時の対応書いていただきたいです。時間があるときで大丈夫です。 (2021年7月29日 22時) (レス) id: 93e165a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
あやね【レペ狂】(プロフ) - れいさん» 読ませて頂きました！やっぱりれいさんの小説って本当にキャラが生きてるとゆうか、特徴すごく掴めてて本当に最高です…生理の時のお供にさせて頂けます、これで乗り越えられます…本当にありがとうございますm(_ _)m (2021年7月6日 20時) (レス) id: df6a0f70b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんぷら | 作成日時：2021年4月30日 22時
