真実はいつも一つ？【三途春千夜】※ ページ11
リクエストありがとうございます！
※ネタバレを含むので注意！
『あー、ねむい』
ソファで横たわる私の隣には、喉に刺青の入った男が二人。
周りは全員男なんだけど。
蘭「寝たらいいのに」
『やだなんか落ち着かなくて寝れない。』
三「わからなくもないそれ。」
絶妙に緊張感のない会話をしているが、この「梵天」という組織は中々にアブナイのだ。
何故私がこんなところにいるのかというと、何かもう運が良かったのかもしれない。
遡ること1年と少し前。
『え、私殺されます？』
三「どーだろーねー」
これは絶対死んだな…。
『あー、最期に武道達に会いたかった…』
独り言程度に口に出した言葉は地面に落とされることはなく、首領らしき人の耳に入ったらしかった。
マ「出せ。」
『えっ』
何だろう、奇跡的に、逃れられた…のか？
何にしろやったー！殺されない！
マ「ただ…」
ん？
三「…はは、君、ここ残ってだって。」
『はぇ…？』
発された言葉は、よくわからないものだった。
と、いうことでここに残っています。
私もよくわかんない。生きてるからいいかとは思ってる。
あと三途に気に入られた。最初女の人かと思ってビビった。
ちなみにここは梵天幹部たちのアジト？お家？みたいな。
あ、今いる面子を確認しておこう。
隣に座る二人の男達は兄弟。
髪の短いほうが兄の灰谷蘭で長いほうが弟の灰谷竜胆。
前にいるのが三途春千夜。顔が滅茶苦茶綺麗。
で、その横が鶴蝶。見た目の割に一番優しい。
なんかずっと突っ立ってるのが九井一。
他にもいるけど今日はいない。
首領はいない。気まぐれだしあんまり話さない。
竜「兄ちゃん自販いこ、喉乾いた」
蘭「いいよー、俺も買う。」
コ「あ、俺も行っていい？」
竜「おう。」
鶴「…俺も外でよ」
三「あれ、皆いなくなっちゃったー」
『んね、春千夜が煙草ふかすからじゃない？』
三「それはない」
『返答はや笑』
春千夜と私は仲が良い。梵天の中で一番に仲良しだと思う。
『…でや』
三「いてっなにすんだこの」
と、わちゃわちゃすることもしばしばである。
『はははっ笑やめっ…うわっ！』
軽い衝撃に目を閉じ、少しして開くと私は春千夜に押し倒されていた。
三「…伊織？」
『あー、いや、ごめ、んっ！？』
突然キスをされた。
三「…わは、いー顔」
『は…！？』
三「俺さ、伊織のことそういう目で見てるからね。」
待って、もう訳が分からない。
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yum(プロフ) - コメント失礼します！大人軸の三ツ谷くんで、風邪をひいたとき対応を書いていただきたいです！よろしくお願いします🙌 (12月18日 21時) (
レス) @page33 id: 078a32e2da (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - 「ジョーカーと罰と大富豪たち【梵天】」でしたね。間違えてすいません！ (2021年7月31日 2時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
みたらしお餅 - リクエストではないんですけど「ジョーカーと罰と大富豪【梵天】」のその後の事を書いてはくれないでしょうか？無理だったらすいません。 (2021年7月31日 2時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
りら - 作者様リクエスト失礼します。灰谷蘭で彼女が病んでて寝れない時の対応書いていただきたいです。時間があるときで大丈夫です。 (2021年7月29日 22時) (レス) id: 93e165a3f2 (このIDを非表示/違反報告)
あやね【レペ狂】(プロフ) - れいさん» 読ませて頂きました！やっぱりれいさんの小説って本当にキャラが生きてるとゆうか、特徴すごく掴めてて本当に最高です…生理の時のお供にさせて頂けます、これで乗り越えられます…本当にありがとうございますm(_ _)m (2021年7月6日 20時) (レス) id: df6a0f70b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てんぷら | 作成日時：2021年4月30日 22時
