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警察官：「ここから先は、通行止めです！！」
「私は、MERのメンバーです。
通していただくことはできませんか？」
スクーターで現場まで急行したにも関わらず、
警察官によって足止めされてしまった。
現場まで数メートル、
救急医療は
1分1秒無駄にはできない命との戦いである。
まさかこんなところでタイムロスをするとは。
警察手帳のように、
身分証明ができればよいのに、と思案していると、
横に男性が現れた。
音羽：「TOKYO MER、
厚生労働省医系技官の音羽です。」
警察官:「お疲れ様です。」
私の事は頑なに通さなかった警察官が
すぐに体をどけた。
「TOKYO MER、救急看護師の桜川Aです！」
音羽と名乗った男性の真似をするが、
警察官は頑なに私を通さない。
なるほど、
音羽先生はMERの医師としてではなく、
厚生労働省の人間だから
通してもらえたようだ。
「すみません。私も通してください！！」
警察官：「あなたはさっきからなんなんですか。」
「なんなんですかって、さっきからMERと！」
音羽：「彼女もMERです。通してあげてください。」
音羽先生の鶴の一声により、
なんと警察官はすんなり通してくれた。
「桜川さん、現場に入るには、
ユニフォーム来てた方がいいですよ。」と
音羽先生から、MERと書かれた制服を手渡された。
警察官はユニフォームで判断するらしい。
私だって、救命センターの制服を着ている。
これだって充分医療従事者とわかるでしょうよ、
と警察官に言いたかったが、グッと堪えた。
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saran(プロフ) - あおさん» あおさん ありがとうございます！最近バタバタしており、なかなか進んでおらず申し訳ありません。引き続きゆっくりと頑張りますので、よろしくお願いします！ (2022年3月26日 1時) (
レス) id: 0211d0fb3e (このIDを非表示/違反報告)
あお - 最近見ましたがこの小説好きです！！これからも頑張ってください！ (2022年3月7日 21時) (レス) @page6 id: c9207ab068 (このIDを非表示/違反報告)
saran(プロフ) - せいなさん» せいなさん、コメントありがとうございます！大好きと言っていただけて、幸せです！徳丸くんと主人公が幸せになれるようにがんばります！引き続き更新頑張りますのでよろしくお願いします！ (2021年9月6日 15時) (レス) id: 1042bfa4a4 (このIDを非表示/違反報告)
せいな(プロフ) - このお話し大好きです！！！ 徳丸くんとより戻ってくれるの待ってます!笑笑 (2021年9月5日 22時) (レス) id: 2a0c70b680 (このIDを非表示/違反報告)
saran(プロフ) - みんさん» ミンさん！コメントありがとうございます！ドラマで徳丸くんにフォーカスが当たるかと思って様子を伺っているうちに、滞らせてしまいました(汗)引き続き宜しくお願いします！ (2021年8月29日 22時) (レス) id: 1042bfa4a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saran | 作成日時：2021年7月31日 23時
