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走らず、でも早歩きで
広いホテルのフロアを歩く
まだついてくる影に、なんで俺が逃げなあかんのかなって思ったら自然と止まった足
侯「…なぁ」
俺は振り向かずそう声を出した
息を呑む音とやっぱり、って声が聞こえて喜んでるのが伝わる
侯「こんなん…ルール違反やと思わへんの？」
黙ったままやけど気配がわかってそのまま話を続けた
侯「誰のファンか知らんけど、やり方間違ってるで」
そう言い捨ててマネージャーに連絡するためにケータイを取り出しながらまた歩き始めた
電話をかけるのは最終手段
途中で、着いてきてた気配が遠ざかるのを感じて、恐る恐る振り返ると、見えた景色はどこまでも続く長い廊下だけ
隠れるとこもないフロア
明らかにおらんくなったのを確認して、身体から力が抜けた
マネージャーに報告しとこ
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
充「え、大丈夫なん？」
侯「おん。もう来てへんし」
充「ほんならええけど」
あーあ、と伸びをした充はさっきの一部始終を聞いてこの反応
侯「充」
充「ん？」
侯「お前とAが撮られてん」
充「…え？俺芸能人ちゃうけど？(笑)」
侯「そんなん分かってんねん」
充「てことは…つけられとったってことやんな？」
侯「せやな」
充「え、全然わからんやった…」
侯「そもそも、狙われてたのは多分…」
充「…Aちゃん？」
充の言葉に頷くと、充は目を見開いて溜め息をついた
充「Aちゃん知ってるん？このこと」
侯「今からやねん」
充「気付いてたんかなぁ…」
侯「お前でも気付いてへんし、知らんと思うで」
充「…ほんま可哀想」
侯「Aが？」
充「Aちゃんも、侯兄ちゃんも」
侯「…俺？」
充の言葉に気持ちが追いつかんかった
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藍 - また続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて思ったのですが...。 89のここの部分 侯くんは、わたしの項にキスしして抱き締めてくれた これわたしの の後項これなんて読むのでしょうか？ 手なら甲ですよね？ (2020年1月27日 2時) (
レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 79のここの部分 侯くんはいつもと違って苦笑いの後…ため息を着いてゆっくりソファに座った これ正しくはため息ついてではないんでしょうか？ (2020年1月27日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 67のここの台詞 充「泣き虫やなぁ(笑)…侯兄ちゃんがな、指輪送ったのは○○←名前ちゃんだけやねんで」 これ正しくは指輪贈ったではないんでしょうか？ (2020年1月27日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - またまた続けてのコメントですみません。 この両方のことについては物語で書かれないのでしょうか？ それとも今後どこかで出て来るんでしょうか？ (2020年1月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - また続けてのコメントですみません...。 パート1 を読んでいて主人公ちゃんがある事件をきっかけにライブに行くことが出来なくなっていて...。 これについても書かれていなかったので分からなくて...。 (2020年1月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はーちゃん | 作成日時：2019年1月17日 1時
