〇誰かの不幸の上に ページ37
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安井「それで俺のところに来たと、」
「はい…」
安井「美勇人とのことも気づいてたし驚きはしないけど」
私の中の頼れる人といったら謙ちゃんだった
人の二倍以上の経験値を持つ彼にとって私の悩みなど軽いものなんだろう
身体の関係だった、それも一人じゃない、なんて割とキツめの話をしてもあっけらかんとお酒を飲んでいる
安井「それで、結局どうしたいの？」
「わかんない…樹に好きって言われると嬉しいし、ふっかに抱きしめられると胸がギューってなるの」
安井「贅沢な悩みだな」
「ほんと、最低だよね」
安井「まぁそういう状況にさせてるあいつらも悪いけどね〜、Aももう少し上手く出来ないかな〜｣
「…もっと怒ってよ」
安井「怒ることなんてないよ、選べないのはAが優しいからでしょ？」
「謙ちゃん、今それ求めてないんだなぁ」
安井「あはは！ごめんごめん、じゃあまず、美勇人と離れてくれてありがとう。」
「え？」
安井「美勇人はAに甘えすぎてたから。俺らにとって今が何よりも大事なんだ。Aがいたら美勇人はずっと成長できないと思う」
住む世界が変わったってことか、
安井「だから、俺から離れろって言ったんだ。」
「えっ、」
安井「俺が美勇人にAとの関係を切れって言った。美勇人はずっと嫌だって、彼女とはすぐ別れられるけどAは無理って泣いてたよ」
怒りなんて湧いてこなかった。
目の前にいる謙ちゃんの目が本気だったから
「そっか」
安井「だから、全部俺のせいだよ。ごめん」
「謝んないでよ、」
安井「いや、本当にごめん」
｢謙ちゃんが言わなくてもいつかこうなってたと思うから」
謙ちゃんは悪くないよ
「なんか逆にスッキリした！この話は終わりね！」
安井「…次の恋、進めそう？」
「いや、それは無理かも〜！！！」
次の恋か、
安井「今、誰のこと考えてる？」
「え？」
安井「俺はAを支えられるくらいの器持ってる男、1人しか知らねえけど。まぁ両想いだからって付き合わなきゃいけない法律なんてないからね」
「誰かを選んじゃったら、もう1人は？」
安井「A、聖職者にでもなったつもり？誰かの幸せは誰かの不幸。そんなの当たり前だろ」
「誰かを不幸にするなら私は誰も選べない」
安井「その考えが、今2人を不幸にしてると思うけど？とりあえず、連絡してみな」
…誰に？
安井「頭の中にいる、その人にだよ」
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美紀 - ジャニーズ大好きです最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年10月28日 18時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく拝見させて頂いてます！個人的には一途で付き合うまで抱かない田中樹を推します〜！ふっかも切ないけど樹いいやつだよ頑張って〜〜〜(＞＜) (2019年7月26日 13時) (レス) id: ae1b97de4a (このIDを非表示/違反報告)
sa(プロフ) - 初めまして！作品いつも楽しみにしています！このお話すごく好きです！私はふっかさんに頑張ってほしいですけど、どうなるんでしょうか！！続きが気になります(＞＜)次の更新も楽しみです！ (2019年7月14日 19時) (レス) id: 802defc452 (このIDを非表示/違反報告)
ぎゅん(プロフ) - 更新ありがとうございます！待ってました(*^◯^*) いやー私は個人的にふっか派ですが、樹も大事にしてくれそうで…この先の展開が本当に気になります！これからも頑張ってくださいね！ (2019年7月14日 3時) (レス) id: 8695b86616 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぷ(プロフ) - ふっか応援隊ですがんばれ〜（ ; ; ） (2019年7月13日 5時) (レス) id: b698ce6b1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美 x他1人 | 作成日時：2019年5月21日 20時
