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三ツ谷くん ページ5

ある日の夜、私は勉強していたがシャーペンの芯が無くなってしまいコンビニに買いに行くことにした



「ねぇねぇおねーちゃん、めっちゃ美人だね!

俺らと一緒に遊ばね?」



「ほら着いてこいよ」



コンビニの帰り道不良達に絡まれてしまった

ぐいっと腕を掴まれ、逃げようにも私の腕を掴む力が強すぎて逃げられない



「あのっ!やめて、下さい…!」





「うわっ!めっちゃ可愛い声じゃん!」



「早くこっち来いよ!」



路地裏に連れ込まれそうになっていたその時


「おめぇら、何してんだ?」



「あ”あ?誰に向かって口聞いてんだァ?」


「あ”?知らねぇよ」


そう言った瞬間銀色の髪の男の子は不良達の腹を殴り、あっという間に倒した




「お姉さん大丈夫か?」


「大丈夫です!助けてくれてありがとうございます」


「っ!」



助けてくれた銀色の髪の男の子にそう言いながら微笑むとその子は顔を赤くしたまま動かなくなった




「あの、大丈夫ですか?」




「っああ、ごめん!大丈夫だ」




「俺の名前三ツ谷隆。お姉さんの名前は?」




「私の名前は灰谷Aです、宜しくね」



「送ってくよ」




「えぇ、三ツ谷君に悪いよ」




「こんな可愛い子が夜に出歩いてたらみんなほっとかないだろ?さっきみたいに。


Aは大人しく俺に送られて」





ニカッと私を見ながらそう言った


三ツ谷君お兄ちゃんみたい…。




送って貰っている最中、三ツ谷君と色々な話をしていくうちにいつの間にかタメ口で話をしていた




「俺の事隆って呼んで」




「え、「隆」




「…隆君。」




「まぁ君付けでもいっか。

Aって中学生?」




「いや高校1年生だよ、隆君は?」




「えっ!年上?!やば、タメ口で喋っちまった!



俺中3なんだ」




「別に大丈夫だよ、今まで通りタメ口にして?」




「おう!」



その後も数十分隆君と話しているとあっという間に私の家に着いた。





「ん、着いたか」





「送ってくれてありがとう、隆君」





「いーえ、あんま夜に1人で出歩くなよ?」





「はーい!」





そう言って隆君はさっき来た道に戻っていった





家反対方向だったのに送ってくれたんだ…!


今度お礼しなきゃ。




そう思いながら私は蘭にいと竜にいが帰ってくるまで待っていた

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あんちん。 - 迷惑じゃなかったら 灰谷兄弟に刺青を入れるとかの内容の小説でしますか?できたら、お願いします! (2021年7月18日 6時) (レス) id: 2964be190a (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - リクエストありがとうございます!是非書かせて頂きますね! (2021年7月3日 10時) (レス) id: bda8467cd3 (このIDを非表示/違反報告)
白猫(プロフ) - コメントありがとうございます。申し訳ありません!間違っておりました。ご指摘ありがとうございます…!! (2021年7月3日 10時) (レス) id: bda8467cd3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼華(プロフ) - リクエストです!!妹ちゃんが迷子になって本気で探す灰谷兄弟が見たいですっ!! (2021年7月3日 2時) (レス) id: feed61806f (このIDを非表示/違反報告)
名無し87778号(プロフ) - 三ツ谷隆ではないでしょうか? (2021年7月3日 0時) (レス) id: fec6041023 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白猫 | 作成日時:2021年7月2日 5時

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