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雄英体育祭―障害物競争 ページ19

第一種目……いわゆる予選は障害物競争!

私じゃ予選突破無理かな……って最初は思ってたんだけど、こんな個性でも、やれるところまではやってみたい!



スタートの声がかかり、皆が一斉に飛び出す。スタートゲートで私はもみくちゃにされてしまった。



「スタートゲートせっまっ!」



わざとなのか、仕様なのか。


狭いスタートゲートを抜け出した瞬間、急に足元が冷たくなった。見ると、地面全体が氷で覆われている。もれなく私も地面と一緒に固められた。誰かの個性だ!


すごい、氷の範囲が大きい!というか冷たすぎる、寒い!靴を履いているにも関わらず冷たさが足の裏に伝わってくる。周りを見渡すと、この誰かの個性でほとんどが動けなくなったようだ。


だが、動ける人もいる。

私の真上を何かを叫びながら飛ぶ爆豪くん!一瞬しか見えなかったけど怖い顔してた!半分野郎がどうとかこうとか言いながら。その半分野郎はこの氷の個性の持ち主なのか?


とにかく、私は氷をとかしてみることにした。
氷に水をかけると、氷が徐々に溶けていく。おっ、これいけるんじゃないか?


ある程度氷が溶けたら力ずくで氷から脱出。初めの障害物は、ヒーロー科の実技で使われているロボットの敵だ。だが、私が来るのが遅かったおかげか、どこから出したのか分からない大砲を持った女の子が大きなロボットを倒し、隙間ができた。

そこをしらっと通ると、次の障害物の場所へと急ぐ。


プレゼント・マイクの『ザ・フォール!!』という声が響き渡る。次の障害物は綱渡りだ。
結構な数の人が立ち止まってしまっていた。そりゃ、これは怖い。


先頭に目をやると、赤と白のツートンカラーの髪の毛の男の子と…………爆豪くんだ!
きっと、ツートンカラーの子が最初に大半を凍らせた氷の個性の持ち主の子だろう。足から氷を出している。

もう追いついたのか。選手代表ってすごい。



私も、行こう!
と綱に足をのばした瞬間────



落ちた。

予選敗退!!!!

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睡眠(プロフ) - 花帆さん» 初めまして。ありがとうございます!私もその場面はニヤニヤしながら書いておりました笑。光栄です。最後まで読んでくれて有難うございました! (2018年3月2日 23時) (レス) id: 5b2cba2480 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 初めまして、完結おめでとうございますヽ(*≧ω≦)ノ面白くて一気に読んでしまいました…!かっちゃんの「好きだ」の連呼ありがとうございます。トキメキましたっ (2018年2月26日 0時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
睡眠(プロフ) - カリナ@さん» 本当ですか…!とても嬉しいです!ありがとうございます。私の小説には勿体無い言葉です。 (2017年12月29日 1時) (レス) id: 5b2cba2480 (このIDを非表示/違反報告)
カリナ@(プロフ) - 好きなヒロアカ夢小説ランキングで完膚無きまでの1位です。ご馳走様です。( ˘ω˘ ) (2017年12月28日 23時) (レス) id: 4a2c949ac9 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠(プロフ) - かむぱねるらさん» コメントありがとうございます!私も書いててドキドキしました…。完全なご都合爆豪ですが、書いてて楽しかったです!最後まで見てくれてありがとうございました。 (2017年12月17日 21時) (レス) id: 5b2cba2480 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:睡眠 | 作成日時:2017年12月4日 2時

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