爆豪勝己とかいう隣人が強引すぎる件について【ヒロアカ】

春、高校生活１日目！ ページ7

春になった。


今日は、ついについに、あの雄英高校に通える日！少し早起きをして、あの憧れの雄英高校の制服を着て、髪の毛を整えた。



鏡に自分の姿を映すと、鏡に映った私がニヤニヤーっと笑った。相変わらず気色の悪い笑い顔だけど、この制服を着ていればなんだか増しに見える。



ルンルン気分で外に出ると、爆豪くんが立っていた。



「おはよー、爆豪くん」

「はよ」



素っ気ない返事だが、これももう慣れた事。

爆豪くんも、当たり前なのだが雄英高校の制服を身にまとっており、いつもとは違う雰囲気だ。

前が学ランだっただけに、印象がガラリと変わる。爆発的な髪型は健在。


初日だというのに、彼は制服を着崩していた。



「爆豪くん、初日くらい制服ちゃんと来ていきなよ。折角カッコイイのに……」

「！？、かっ、カッコ！？」

「雄英高校の制服凄くカッコイイんだよ！ほら、見てよ、女子の制服も可愛いよ！」




両手を広げて、制服を見せつけると何故かキレている爆豪くんに、私に被害が出ない程度の距離から爆破された。


何故キレているのだろうか。余計なお節介なんだよ、ババア！的な事だろうか。


爆豪くんはまだ反抗期を終えていなかったか……。

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