黄色さん病系短編集 (ページ8)

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打ち合わせページ8

sideN

n「……ん」

遠くで音が鳴っている気がして目が覚める

電話…？

手探りで携帯を探し通話ボタンを押そうとした時に音が止まった

ベッドから起き上がり携帯の画面を見てギョッとする

着信15件…？
9:00………

n「やっべ…！」

8:30に迎え来るんだった慌ててマネージャーに折り返し電話をかける

マ「二宮くん！？何してるの！？」

n「ごめっ………」

マネージャーに電話をかけなが急いで立ち上がると眩暈に襲われた

ガタンッ

マ「二宮くん…？大丈夫？」

幸い眩暈はすぐに治まった

n「うん…ごめん、すぐ行く」

電話を切ってカバンをつかみ玄関を開ける

n「…くしゅっ…あー寒い」

今日はやけに寒いな…もうすぐ8月だってゆうのに…

そんなことを思いながらダッシュでマネージャーが待つ車に向かった

n「…はぁっはぁっ…ごめっ…間に合う？」

マ「ちょっと無理そうですね…今日はコンサートの打ち合わせなので多少の遅刻は問題ないかと。」

n「翔さんに連絡しとくわ」

そっか…今日は打ち合わせか。

そんなことを思っているとまた鼻がムズッとしてくしゃみが出る

マ「大丈夫ですか？もしかして体調悪くて起きられなかったんですか？」

n「…んー、体調は悪くないと思うんだけど…
なんでだろうね…アラームが聞こえなかった…くしゅっ…」

マ「無理しないでくださいね」

n「はいはい」

翔さんから了解と返信が来たのを見て目を閉じた

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