今日:16 hit、昨日:60 hit、合計:33,619 hit
小｜中｜大
仮病 ページ5
sideN
ピーンポーン
インターホンの音がして
ハッと我に帰る
誰だろう……
N「……はい。」
O「あっニノ！大丈夫？
ちょっと開けてくんない？」
大野さん……マネージャーが連絡したのかな
とりあえず言われるがままに家の鍵をあける
大野さんが来たらすぐに本当の事を言って
仕事に行かなきゃ…！
O「おじゃまします。
ニノ？体調悪いんでしょ？寝てなきゃ」
大野さん本当に心配してくれてるんだ…
大野さんの心配そうな顔をみていると
尚更仮病なんて言い出せなくなってしまった
・
・
・
俺のためにあれこれ動いてくれる大野さん
ちゃんと言わなきゃ。
N「大野さん…」
O「ん？どーした？」
N「あのね…ごめんなさいっ…！」
O「んー？なんであやまんの？
なにがあったか話して？」
それから俺は昨日のこと、今朝のこと全てを大野さんに話した
O「ニノ……
辛かったね。ニノは嵐に必要な人だよ。
他の人が何って言おうと嵐は5人で嵐だよ？
みんなニノのこと必要としてるんだから」
大野さんに言われて我慢してたものが一気に溢れ出す
N「…っ、ぐすっ、おのさっ…」
O「よしよし。泣き止みな？
苦しくなるよ？」
しばらく大野さんの胸の中で泣いた
・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 72人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：徒夏 | 作成日時：2021年2月21日 7時
