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車酔い last ページ30
かずなりside
気にしなくていいから、とベッドに横にならせてくれる。
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気付いたら30分ほど眠っていたようで
起き上がると吐き気が落ち着いている。
「ごめん、寝てた…」
「いいよ。さとしくんも寝ちゃったし。
それよりもう大丈夫？」
「うん。だいぶマシになった。
ごめんね。せっかくの旅行なのに。」
まだ旅は始まったばかりだよ。と笑って言うしょうに安心して思わず俺も笑う。
「よし、じゃあさとしくん起こして
観光でも行こうか。」
ここから歩いて行けるところに何個か観光名所あるみたいだし。
と車を使わずに行けるところを調べてくれたみたい。
「智くん起きてー。
出かけるよー。」
どこでもすぐに寝るのが特技なさとしだけど寝起きも良くてすぐに目を覚ます。
「かず、もう大丈夫なの？」
起きてすぐ俺の心配をするさとしにもう大丈夫だよ。ありがとう。と伝えて3人で出かける準備をする。
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あの後旅行最終日まで誰も体調を崩す事無く過ごせて
かけがえのない思い出が増えた。
また絶対3人で旅行行こうな。
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作者名：徒夏 | 作成日時：2021年2月21日 7時
