ヒーローと甘々。その６。【仮面ライダー】【スーパー戦隊】 (ページ9)

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✿ストレートに。　ドライブ【チェイス】ページ9

✿香久夜様リクエスト✿

ＮＯサイド

つい先日、A、霧子、進ノ介、剛、チェイスは集まって食事をした。

Aは霧子の友達で、剛やチェイスとは初対面だった。

だが、人柄が良く取っ付き易い為、チェイスも話が弾んでいた。

何回か食事を繰り返すうちに、チェイスはAに想いを寄せ始める。

彼は霧子に相談する事にした。

チェイス「なぁ」

霧子「うん？」

チェイス「俺、Aが好きかも知れないんだけど、どうしたら良いのかな。恋なんて、した事無いから」

霧子「んー、私も恋には疎いからなぁ…」

霧子は、でも、と続ける。

霧子「Aの事だもん、ありのままの気持ちを伝えれば、受け止めてくれるよ」

霧子はチェイスにスマホを差し出す。

霧子「これ、Aとのトークルーム。呼び出してみたらどうかな」

霧子展望台に来て欲しい。チェイスより

A分かった!直ぐに行くね

返事があって、２人は展望台で待ち合わせする。

人通りの少ない、夕方の展望台からは小さな星が見え始める。

Aは既に来ていて、空を眺めていた。

チェイス「来てくれて、ありがと」

『うん。どうしたの？』

チェイス「単刀直入に言う」

チェイスは大きく息を吸う。

チェイス「Aが好き。付き合って欲しい」

『えっ……』

Aは息を呑む。

『そっか………』

チェイス「嫌だった？単刀直入に言っちゃったし」

『ううん。月が綺麗、なんて言葉よりもこっちが良い』

チェイス「え？」

チェイスは首を傾げた。

『要するに、嬉しかったって事！！私も好きだよ』

Aは笑顔で言う。

『やっぱり、伝えるって大事だよね』

チェイス「伝えないと分かんないからな」

『んー、じゃあね、恋人繋ぎしたい』

２人は指を絡めながら帰り路に着いた。

【オマケ】

次の日。

チェイス「それで昨日Aに告白した時めっちゃ恥ずかしかったけど、嬉しいって言われたから…………ﾍﾟﾗﾍﾟﾗﾍﾟﾗﾍﾟﾗﾍﾟﾗﾍﾟﾗﾍﾟﾗﾍﾟﾗ」

剛「うわ、惚気かよ」

進ノ介「誰かこいつどうにかして」

『ごめんなさい、私の所為です許して下さい』

霧子「私にも責任があるわ………」

２人は、それぞれ進ノ介と剛にアイスを奢ったらしい。

リクエストありがとうございました✨