✿答えは1つだけ。 キュウレンジャー【スパーダ】 ページ8
✿春燈様リクエスト✿
NOサイド
ある年のバレンタイン。
Aは、同じオリオン号に乗るスパーダに手作りチョコレートをあげた。
勿論、本命。
でも答えを聞くのは怖かった。
『私、スパーダの事が好き』
スパーダ「僕は………」
『スパーダ…!!!』
返事をしようとしたスパーダの言葉を遮る様に声を上げる。
『返事、来月のホワイトデーに聞く。それまでに…考えてて欲しいな』
それだけ言ってAはスタスタとその場を後にした。
それから2人は一言も話していない。
そして迎えたホワイトデー。
2人は向かい合って言葉を交わす。
スパーダ「返事、ね」
『…うん』
ごめんなさい、の一言が来る予感がして、Aは逃げ出す準備をする。
返事を延期にしたのに、未だ怖くて足が震えているのだ。
スパーダ「好き、だよ」
そう言いながら、スパーダはAの手首を掴む。
そしてその場にしゃがみ込んだ。
逃さない様に両足でホールドする。
スパーダ「今日はもう、逃さない」
『え……?』
スパーダ「この前、僕も好きって言おうとしたのに逃げちゃうからさ。今日は逃さない、逃してあげない」
そしてその体勢のまま唇を重ね合わせる。
ハグよりも距離が近い体勢に、どくんと胸が高鳴った。
音を立てながら角度を変えてキスをする。
掛かる吐息が、荒くて、凄く熱っぽかった。
『……ん//』
限界が来て少し声が漏れる。
その声が今まで聞いたどんな声よりも色っぽくてスパーダはゾクゾクした。
何だか止まらなくなりそうになって、スパーダは慌てて唇を離した。
スパーダ「僕の部屋、行こっか」
それだけ言うと、返事も待たずにAを抱き上げる。
部屋に着くなり直ぐに彼女を押し倒した。
腕から汗が垂れる。
シーツも、汗でじっとりと湿っていた。
スパーダ「この部屋、凄く暑いみたいだけど……もっと室温上げても良いかな」
スパーダはAの服のボタンを外しながらそう言った。
綺麗な肌に触れると、体温が上昇しているのが分かる。
スパーダ「そう言えば、バレンタインのお返ししてなかったよね?」
『良いよ、悪いし』
スパーダ「僕があげたいんだから」
『何…くれるの?』
スパーダ「僕をあげるよ。だから…しっかり味わって食べてくれるよね?」
彼は妖しく微笑んで服を脱いだ。
リクエストありがとうございました✨
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カテゴリーJ♢桜もち。 - 琴音さん» 読んで下さりありがとうございます! (2022年8月1日 15時) (レス) id: e053f66a6e (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年7月30日 12時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
カテゴリーJ♢桜もち。 - 【皆様へ。】続編を作成致しましたので、リクエストはそちらによろしくお願いします! (2022年7月19日 16時) (レス) id: e0cfb8d420 (このIDを非表示/違反報告)
カテゴリーJ♢桜もち。 - Makua*ぼっちさん» 気に入って頂けて良かったです (2022年7月19日 16時) (レス) id: e053f66a6e (このIDを非表示/違反報告)
カテゴリーJ♢桜もち。 - 小悪魔chan!さん» 了解致しました (2022年7月19日 16時) (レス) id: e053f66a6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*桜もち。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9826skrmt/
作成日時:2022年7月8日 22時