ヒーローと甘々。その６。【仮面ライダー】【スーパー戦隊】

✿隠し事。　ジュウオウジャー【風切大和】 ページ31

✿セリーナ様リクエスト✿

ＮＯサイド

何だか今日、朝から風切大和はソワソワしていた。

ジューマンの皆はそれが気になって、それと無く聞いてみたが、誤魔化されるばかり。

そして、昼前になると、大和は張り切った様に外出して行った。

それをこっそり後から着けて行く。

セラ「どうしたのかしらね…」

レオ「ねっ、あれ見て！！！」

アム「きゃあっ！もしかしてデート！？」

タスク「もしかして、あれAじゃないのか」

Aとは、ジュウオウジャー一行と仲良くしている人間の女の子である。

皆は口々に言いながら、様子を見守る。

大和「それじゃあ、A行こうか」

『うん！！』

２人はオシャレなカフェに入って行った。

そしてハートの形をしたストローが差さっているジュースを頼んでいる。

それを２人で笑いながら飲んでいる様子を見て、４人は隠れられなくなってしまった。

２人の元へ飛び出して、問い詰める。

レオ「大和が朝から変だったのはこの為だったんだね！？」

アム「Aちゃんって、大和と付き合ってたのね！！」

セラ「こんなに惚気けてるなんてびっくりだわ」

タスク「ま、取り敢えず、詳しく聞こうか」

大和「何で皆居るんだ！？」

『わっ、お久しぶりだね！！』

アム「はい！！じゃあ先ず、このジュースは何ですか！！」

大和「これは、うん……こーゆーストローをくれるサービス？」

『違うよぉ。こーゆージュースを頼んだからこーゆーストローが付属するの！！』

レオ「んー、じゃあ、付き合い始めたのはいつ！？」

『この前からだよ！！』

大和「A………お前なぁ、ちょっとは恥ずかしがれって。直ぐに全部曝け出すんだから」

『ジューマンの皆は仲良いんだし！ってゆーか、逆に言ってなかったの？』

大和「だって恥ずかしいし……？」

『えー、でもいつもはもっと恥ずかしい事してるよ？』

それを聞いた皆が目を輝かす。

セラ「え、大和、普段何してるの…？」

タスク「今ちょっと引いたよ……？」

大和「Aっ、これ以上は止めてくれ！！」

大和はAの口を手で抑える。

『むぐっ』

アム「じゃあ、続きはお家で聞くね！！」

レオ「あ、もしかして、帰って来なかったりする…？」

大和「お前らの所為で帰りたく無くなったよ」

『じゃあ、イルミネーション連れてってね！！』

大和「Aは一回黙ってろ」

皆が言い合っているのを見て、Aはにっこり微笑んだ。



リクエストありがとうございました✨

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