ヒーローと甘々。その６。【仮面ライダー】【スーパー戦隊】 (ページ23)

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✿丸ごと。　ダブル【左翔太郎】ページ23

✿Makua*ぼっち様リクエスト✿

ＮＯサイド

Aは恋人の左翔太郎にお強請りしていた。

『ねー、お願い！！！駅前のパフェの巨大フルーツパフェが食べたいの！！！』

翔太郎「連れてっても良いけど、そんなに食べれんのか？」

『だから１人で行けないの！！一緒に食べてよ！！』

翔太郎「俺余りお腹空いてねぇんだけど……」

『ダメ？』

翔太郎「あーもう！今回だけだからな！！もう着いて行かねーから」

『わーっ！！ありがとう翔太郎！！大好き！！！』

翔太郎「くっつくなって………」

そして２人は駅前のカフェを訪れる。

Aは嬉しそうに。

翔太郎は呆れた様に。

そしてカフェに着くなり、Aはお目当ての巨大フルーツパフェを頼んだ。

運ばれて来ると、想像以上に大きくて、フルーツは盛り盛り、クッキーやポッキー、マシュマロは大きめサイズ。

器ですらめちゃめちゃ特大な為、クリーム、パンナコッタ、ゼリー、ジャム、コーンフレーク等が段々になっていた。

Aはスプーンで掬って口に運ぶ。

『んーーっっ！！めっちゃ美味しいー！！！』

翔太郎「煩い。もっと落ち着いて食べろって」

『でも美味しいんだもん！！ね、翔太郎も食べてみて！！』

翔太郎「はいはい」

翔太郎は興味が無さそうにだけど、スプーンを口に運んだ。

翔太郎「美味い……けどめっちゃ甘ったるくねぇ？こんなに食べれねーぞ」

『スイーツは別腹とか言うし！！』

翔太郎「別腹も何も他には食べてねえだろ」

『てへ』

そして３０分程経って。

グラスの中にはまだクリームやパンナコッタが残っていた。

『う……そ、そろそろ無理かも……』

翔太郎「ほら、言わんこっちゃねーな」

『…………』

翔太郎「仕方ねーな。俺が丸ごと食ってやるよ」

『ほんと！？』

翔太郎「あぁ。お前も一緒にな」

『ん！？』

翔太郎「まあ、お前を食うのは帰ってからだけど」

翔太郎は席を立って、向かいに座るAの唇にキスをする。

ちゅっ、と音がして、Aは頬を染めた。

『な、何するの！？ここ、お店……！！』

翔太郎「お前の口の端にクリーム付いてたから取っただけ」

翔太郎は意地悪く笑って、舌舐めずりをした。

リクエストありがとうございました✨