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✿誰にもあげられない。 ビルド【猿渡一海】 ページ18

✿Makua*ぼっち様リクエスト✿

一海サイド

最近、妹のAが怪しい。

怪しいって言うか、ニヤニヤしてる。

嫌がっていた学校にも、にっこにこで行く様になったし。

スマホの時間も長くなったし。

でも、何かあった?って聞いてもはぐらかす事しかしねぇ。

お兄ちゃんには何か言ってくれても良くない!?

だから、Aがスマホ見てる時に後ろからそっと…。

『お、お兄ちゃん!?勝手にスマホ覗こうとしないで!!』

ありゃりゃ。

バレちゃったか。

一海「最近なーに隠してるの?」

『何も無い!!』

一海「じゃあ見せてくれても良くない?」

『良くない!』

これでも一応仮面ライダーなのだ。

Aの手からスッとスマホを抜き取る。

開かれていたのは連絡アプリのトークルーム。

名前を見ると、どうやら学校のクラスメイトらしい。

しかも、男子。

これを俺が許す筈も無く、Aを問い詰める。

一海「ねぇこれ男子だよね!?」

『そーだけど』

一海「どーゆー関係!?」

『クラスメイト?』

一海「何で疑問形?てか、クラスメイトってだけで、こんなに連絡するのかよ?」

『するよ』

一海「分かった。お前こいつが好きなんだな」

『いやまあ、嫌いじゃ無いけど………』

一海「やだ!!言っとくけど、俺は許さないよ!?」

『お兄ちゃんが許さなかったら何なの?てか何を?』

一海「お付き合いに決まってんだろ!!」

『お兄ちゃんにそこまでされる権利は無いっ!!』

一海「はぁ!?」

『もう知らないもんね』

Aは舌をべーっ、と出して自室に戻って行く。

クソっ。

こうなったら、意地でも付き合わせない!!!

俺はAが風呂に入ったタイミングでAのスマホを開く。

そして、例のアイツに電話を掛けた。

アイツは直ぐに応答する。

男子「もしもし?A?」

一海「おい」

男子「へっ?だ、誰ですか」

一海「Aの兄貴だ」

男子「お兄さん…?」

一海「単刀直入に言う。お前はAの何だ?」

男子「クラスメイトですよ…?」

一海「じゃあ、あいつと付き合いたいと思うか…?」

男子「まさか。俺他に好きな奴居ますよ」

一海「それなら良かった!!!バイバイ!!」

俺はそれだけ言って電話を切った。

そして、お風呂から上がったAに言う。

一海「A良かったなぁー。もう暫くはお兄ちゃんのモノだよ?」

『き、急に何…?』

戸惑った顔のAに、俺は微笑んだ。


リクエストありがとうございました✨

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カテゴリーJ♢桜もち。 - 琴音さん» 読んで下さりありがとうございます! (2022年8月1日 15時) (レス) id: e053f66a6e (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年7月30日 12時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
カテゴリーJ♢桜もち。 - 【皆様へ。】続編を作成致しましたので、リクエストはそちらによろしくお願いします! (2022年7月19日 16時) (レス) id: e0cfb8d420 (このIDを非表示/違反報告)
カテゴリーJ♢桜もち。 - Makua*ぼっちさん» 気に入って頂けて良かったです (2022年7月19日 16時) (レス) id: e053f66a6e (このIDを非表示/違反報告)
カテゴリーJ♢桜もち。 - 小悪魔chan!さん» 了解致しました (2022年7月19日 16時) (レス) id: e053f66a6e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*桜もち。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9826skrmt/  
作成日時:2022年7月8日 22時

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