ヒーローと甘々。その１７。【仮面ライダー】【スーパー戦隊】

✿秘密のデート。　ゴーオンジャー【楼山早輝】 ページ33

✿セリーナ様リクエスト✿

ＮＯサイド

早輝「ねえA！今日一緒に遊園地行かない？商店街の福引きでペアチケット当たったの！」

楼山早輝はじゃーん！と２枚のチケットをAに見せる。

『え！？良いの？』

早輝「うん！その代わり、走輔達には秘密ね♪」

早輝はそう言って人差し指を口元にやる。

それから２人は遊園地へとやって来た。

『遊園地なんて久し振りだなぁ』

早輝「だね。最近ガイアークが騒がしいし。ゆっくり出来無かったもん。じゃあほら行こっ！」

早輝はAの手を握るとアトラクションに向かって走り出した。

それからジェットコースターやメリーゴーランド等のアトラクションに沢山乗った。

売店でクレープを買ってシェアもした。

ふと時計を見ると、昼の２時半。

早輝はいきなり立ち上がると、Aを急かす。

早輝「ステージが始まっちゃう！A、クレープは持ってってそっちで食べよ！！」

そしてステージに移動する。

だが、正直な所Aは今から何が始まるのかは知らない。

３時になり、ステージ近くのスピーカーから軽快な音楽が流れる。

ステージの上に何人かの人がやって来る。

それは、こっそりAが推しているアイドルグループだった。

『ええ！？う、嘘、本物だ………！！』

１時間もあったショーはあっと言う間に終わってしまった。

Aは未だ混乱していた。

ステージを見て握手と写真撮影まで出来たなんて。

その後２人で観覧車に乗ると、会話に花を咲かせる。

早輝「ふふっ、さっきのステージびっくりした？」

『そ、そりゃあ驚くよ』

早輝「A、この前誕生日だったでしょ？私以外、Aがあのグループ推してるって知らないし、だから連れて来たの！」

早輝はそう笑ってピースした。

と言う事は恐らく、チケットも早輝が買ってくれたのだろう。

『ありがと。最高の誕生日プレゼントだったよ』

Aはそう言ってはにかむ。

観覧車を降りると、お土産屋で２人お揃いのキーホルダーを買ってから、遊園地のゲートを抜けた。

ギンジロー号へと帰ると、範人が飛び出して来た。

範人「ねえ！そのキーホルダーってもしかしてあそこの遊園地のヤツ？２人で行ってたの！？」

それから他の皆も口を開く。

軍平「黙って遊びに行ってたのか？」

走輔「ズリーぞお前ら！」

連「今度は皆で行くっす！」

わいわいとする皆を見て、Aと早輝は顔を見合わせ微笑んだ。




リクエストありがとうございました✨

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