✿勝利の先にある物は。 キングオージャー【ヒメノ・ラン】 ページ29
✿ユキナ様リクエスト✿
ＮＯサイド
ある日のフラピュタル城。
セバスチャンは女王、ヒメノ・ランの元へと走った。
セバス「ヒメノ様に会いたいと仰っている方がお出でになりました」
ヒメノ「ええ？私に？」
ヒメノは首を傾げながら客を見た。
ヒメノ「貴方かしら？私に会いたいと言うのは」
『そうよ。貴方いつもこんな豪華なお城で美味しいご飯食べてオシャレしてるの？』
やって来たAと言う女性はヒメノに言う。
ヒメノ「何か文句でも？」
『女王だからって気取らないで。私はいつか医療の腕も財力も、貴方に勝つ』
ヒメノ「はあ？」
Aはそうヒメノに宣言した。
それからAは毎日城を訪れる様になった。
毎回ヒメノに勝負を申し込みつつ、負けては帰って行く。
しかし、ある時、ヒメノは用事により席を外していた。
Aは部屋で待機する。
そこにはドレスが沢山並んでいて、Aは興味津々。
Aは周りを確認してから、ドレスを手に取った。
『ヒメノっていつもこんなドレス着てるんだ』
Aは鏡で自分の姿を確認する。
いつもの地味な服装とは比べ物にならず、Aのテンションは上がった。
その時だ。
ヒメノ「A？貴方何してるの？」
ヒメノが帰って来た。
Aが真っ赤な顔で振り向くと、ヒメノは言う。
ヒメノ「そのドレスが欲しいの？ならあげるわよ。私は新しいの買うから」
『………別に欲しい訳じゃ無いよ。ただ、ヒメノの気持ち少しだけ味わってみようと思って』
ヒメノ「どう言う事よ？」
ヒメノが聞くと、Aはポツポツと話し出す。
『私、シュゴッダム出身なの。身分が低くて、貧乏で、平凡にすら生きられない様なそんな生活だった。で、ある時ヒメノの存在を知ったの。女王様でワガママなお姫様だって。だから羨ましかった、勝ちたかった』
ヒメノ「勝ってどうするの？」
Aの言葉をヒメノが遮る。
ヒメノ「勝って終わり？満足するの？勝ってもお金持ちになれる訳じゃ無いでしょう？」
ヒメノの言う通りだ。
勝っても何も無い。
満足しても、また元通りの生活に戻るだけ。
一気に絶望へと落ちたAに、ヒメノは言う。
ヒメノ「だから、私と友達になりましょう」
『………はい？』
ヒメノ「お互いに高め合える、最高の
ヒメノはそう言って笑った。
リクエストありがとうございました✨
✿ペンフレンド。 ギーツ【キューン】→←✿カッコ悪くて素敵。 ドンブラザーズ【雉野つよし】
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桜もち。＠椿くん推し(プロフ) - なゆなゆさん» いえいえ！態々コメント頂けて嬉しいです🥰喜んで頂けて良かったです〜〜〜！！！ (7月27日 9時) (
レス) id: 849756f787 (このIDを非表示/違反報告)
なゆなゆ - ゴーオンジャーの連くんと範人くんをリクエストしたものです！遅くなってしまってすみません！素敵な物語、ありがとうございました！どちらもとっても可愛かったです！！ほんとにありがとうございました！ (7月26日 22時) (レス) id: dd735c526b (このIDを非表示/違反報告)
桜もち。＠椿くん推し(プロフ) - 三日月サトミさん» ありがとうございます💞質問コーナー楽しかったです💞 (2023年4月16日 20時) (レス) id: ae0c5636a6 (このIDを非表示/違反報告)
三日月サトミ(プロフ) - 質問コーナー拝見しました！桜さん最高です！これからも応援させていただきます！ (2023年4月16日 20時) (レス) id: 30bd0e0ce7 (このIDを非表示/違反報告)
桜もち。＠椿くん推し(プロフ) - 【皆様へ。】続編作成致しましたので、リクエストやコメントはそちらにお願いいたします🙏 (2023年4月16日 18時) (レス) id: ae0c5636a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊桜もち。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9826skrmt/
作成日時：2023年3月15日 20時
