✿距離を縮めて。 ドライブ【チェイス】 ページ30
✿チーズバーガーをチーズぬきで!様リクエスト✿
NOサイド
Aは自室のテーブルに小分けタイプのお菓子を並べて、時計を確認する。
今日は友達であるチェイスが家に来る予定だ。
そもそもは、Aの親友である詩島霧子、そして彼女の弟である詩島剛、更に彼の友達であるチェイスの、4人で遊ぶ予定だった。
彼ら4人は毎週会っているし、連絡だって毎日している。
今日もその筈だったのだが、詩島姉弟が揃って用事が出来た為、関係性としては1番遠いチェイスと2人で会う事になったのだ。
遠いとは言うが、2人も仲が良いし、親密である。
ピンポーン、と玄関のチャイムが鳴り、Aはドアを開ける。
『やっほー。入ってどうぞ〜』
チェイス「あぁ。お邪魔させて貰う」
Aはチェイスを自室へと案内した。
『今日は2人、来れなくて残念だったね』
チェイス「まあいつも会ってるから、こーゆーのも新鮮で良いんじゃないか?」
『でもやっぱり寂しい感じがするよぉ』
Aは寂しそうに肩を落としながら、机上に置いてある小包のチョコレートを口に放る。
暫く談笑していたが、Aはある事に気付いて言った。
『今更だけど、飲み物出してないね。お茶とかジュースとか、あるヤツで大丈夫?』
チェイス「あぁ。俺は何でも良い」
チェイスの返事を聞き、Aはキッチンへ向かおうと立ち上がった。
その時だ。
『えっ、ち、チェイス……?』
Aは、いきなり後ろからチェイスに抱き着かれた。
戸惑いながら聞き返すが、彼はAを離そうとしない。
『何してるの…?どうしたの?』
チェイス「分からない」
『え?』
チェイス「何だかよく分からないが、したくなった」
チェイスはそう言ってAの背中に顔を埋める。
鎖骨を掠める彼の指先が擽ったい。
だがAはそっと口を開いた。
『もしかしてチェイスって私の事好き?』
チェイス「え?」
聞き返してみるが、でも確かにその答えは何だか腑に落ちる気がする。
その通り、と答える代わりにそっと彼女の首筋にキスを落とす。
Aの肩がぴくん、と跳ねた。
そしてそっと口が開かれる。
『私も………好きだよ』
チェイス「じゃあもっと近付け」
そう言われて、Aはチェイスの方に向き直る。
それからしっかりと抱き合って、近付いた唇にそっと触れた。
リクエストありがとうございました✨
✿大好きなお姉ちゃん。 リバイス【アギレラ/夏木花&門田ヒロミ】→←✿映して切り取って。 ドライブ【詩島剛】
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カテゴリーJ♢桜もち。 - 【皆様へ。】続編作成致しましたので、リクエスト、コメントはそちらにお願いします💦 (2022年10月15日 18時) (レス) id: 40b6332c8c (このIDを非表示/違反報告)
カテゴリーJ♢桜もち。 - towaさん» こちらこそリクエストありがとうございました✨尊いだなんてありがとうございます……!!!是非またリクエストお待ちしております♪ (2022年10月15日 14時) (レス) id: 40b6332c8c (このIDを非表示/違反報告)
towa(プロフ) - リクエストありがとうございます😭、序盤からにやけてしまう&ベッドに顔を埋めるという行動を繰り返してしまいました.......!尊さが半端なかったです。これからも小説の更新楽しみにしてます!本当にありがとうございました! (2022年10月14日 22時) (レス) id: 3dd6467de6 (このIDを非表示/違反報告)
カテゴリーJ♢桜もち。 - 牡丹さん» こちらこそリクエストありがとうございました✨何回も読んで下さり嬉しいです✨是非またリクエストお待ちしております♪ (2022年10月14日 6時) (レス) id: 40b6332c8c (このIDを非表示/違反報告)
牡丹(プロフ) - わ゙ーーーーーーっありがとうございます!思わず深呼吸しました笑 凄い素敵でさっきから何回も読み返してニヤニヤしてます☺️☺️☺️書いて下さりありがとうございました💕 (2022年10月13日 23時) (レス) @page47 id: d2b2114e42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*桜もち。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/9826skrmt/
作成日時:2022年9月18日 17時