ヒーローと甘々。その１２。【仮面ライダー】【スーパー戦隊】

✿全てに全力全開で。　ドンブラザーズ【桃谷ジロウ】＆ゼンカイジャー【五色田介人】 ページ21

✿スピカブラック様リクエスト✿

ＮＯサイド

ジロウ「あのっ！！僕と一緒に、先代スーパー戦隊の所へ行きませんか！！」

『えっ、なんで私！？』

いきなりのジロウの頼みに、Aは自分を指差した。

ジロウ「そりゃあ、決まってるじゃないですか。凄く頼れるし、話が早いので」

『んー……まあ良いけどさぁ、その先代……は何処に居るか知ってるの？』

ジロウ「僕調べによれば、駄菓子カフェカラフルって所に居ます！！！」

ジロウは自分のスマホで地図アプリを見ながら歩く。

ジロウ「ここですね！」

地図アプリの写真と見比べながらジロウは言った。

『ねぇ、こんないきなり押し掛けて大丈夫かな？やっぱりアポとか………』

ジロウ「こんにちはーーーっ！！！」

Aの話も聞かず、ジロウは勢い良くドアを開けた。

介人「いらっしゃいませ〜〜〜！！」

ジロウの声に負けないレベルの店員の挨拶が響く。

するとジロウはいきなり切り出した。

ジロウ「あのっ！！ゼンカイジャーと言うヒーローが居るって聞いたんですけど！！！」

『ちょっと！いきなり過ぎるって……』

介人「何か用なのか？」

ジロウ「少しお話がしたいんです！！！」

介人「俺１人で良いなら聞くよ！ゼンカイザーこと五色田介人だ！！」

ジロウ「えっ、じゃあよろしくお願いします！！僕桃谷ジロウです！」

『……あ、私Aです……』

Aはおずおずと自己紹介する。

介人「よろしくなジロウ！！」

ジロウ「はい！介人さん！！！」

２人はいぇーいっ！とハイタッチする。

介人「所で話って？」

席に着いた３人は駄菓子を食べながら話す。

ジロウ「実は僕、ドンドラゴクウと言うヒーローなんです！！そこで、先代の皆さんから立派やヒーローになる為のコツを聞きたいんです！！」

『いきなりですから……無理して答えなくて大丈夫です』

介人「んー………そうだなぁ。何事も、全力全開で勤しむ事かな」

介人は笑いながらそう言う。

介人「誰かを助ける事も、悪を拒む事も、それから勉強に恋にお料理なんかも、全力全開で精一杯やる事」

『全力全開とは………』

ポツリと呟いたAは無視され、ジロウはガッツポーズする。

ジロウ「やっぱり、何事も本気でするって言う精神力が大事なんですね！！」

介人「ああ！！だから色々頑張れよ！！」

介人も歯を見せて笑う。

ジロウはこれから頑張ろ、と心に決めたのだった。




リクエストありがとうございました✨

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