_ 特撮学園 _＊three＊ (ページ49)

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「グリーンとゴールド」ページ49

キョウリュウジャー行き付けのカフェで立風館ソウジと空蝉丸、そしてシンケンジャーの谷千明は女子会ならぬ男子会をしていた。

空蝉丸「いつ来てもここのカフェのパンケーキは美味しいでござるな！」

ソウジ「ウッチーが喜んでくれて良かったよ」

千明「うめー！」

ソウジはメロンソーダを飲みながらパンケーキを美味しそうに食べる二人を見て微笑んだ。だが千明は時折、ショドウフォンを気にしていた。

ソウジ「マーベラスからの連絡待ってるの？」

千明「えっ…あ〜… まぁ、な。アイツ連絡寄こす事すくねぇからさ」

ソウジ「心配なんだ」

戦隊の中でも、レッドの中でも強いマーベラスだ、心配するだけ損なのは分かっているが千明は気が気ではなかった。なにしろメールをしても返信が来ないから。

千明「宇宙って電波ねぇーのかな」

ソウジ「ないでしょ」

空蝉丸「よく分からぬが…無いんじゃないでござるか？」

ふーん、とつまらなそうに千明は頷いた。
「ゲーセン行くか」と、二人を誘いカフェを出た。心配するだけムダだとおもってショドウフォンをリュックにしまおうとした時、メールがきた。

千明「マーベラスからだ。」

空蝉丸「なんと書かれていたのでござるか？」

千明がメールを開くとそこにはこう書かれていた。
《腹へった。》
たったそれだけだった。なのに千明は嬉しそうに笑い「食いじ張りすぎだっつーの」なんてどこか面白がっていた。

ソウジ「単純だね。」

千明「うっせー、つか、ソウちゃんはどうなんだよ」

ソウジ「どうって？」

空蝉丸「惚けてはダメですよ！」

ソウジ「惚けるって？」

ソウジは全くわからなかった、そんなソウジに痺れを切らして「イアンとだよ！」と、千明がニヤッと笑った。

ソウジ「え、な…なんで急にそんな」

空蝉丸「あ、動揺してるでござるな？」

ソウジ「してないって！」

千明「お前ら、早く付き合えよなー」

ソウジ「うるさいっ、なんであんな垂らしと俺が付き合わなきゃやらないんだっ」

ふんっ、と顔をそらすソウジを見て「照れ隠しが下手くそだなっ」と千明はソウジの肩を叩いて笑った。

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イアン「はッ…っくしゅ！」

アミィ「大丈夫？」

イアン「誰かが俺の事を噂してるんだな、」