_ 特撮学園 _＊three＊ (ページ41)

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「仲のいい海賊達」ページ41

ジョー「おい、そろそろ行くぞ」

マーベラスとルカに言うと２人が歩み寄って来た。「ねぇ、マーベラス〜！」と、猫を被って駄々を捏ねるルカにマーベラスは「わかった、高いの買ってやるから離れろ」と言った。

「やったぁあッ！」

「ははっ、船長さんはモテモテだな」

「うっせぇ、」

ぴょんぴょん飛び跳ねるルカを置いてマーベラスは千明の隣に立った、そして自分に笑いかけることはの頭をクシャと撫でた。

アイム「…」

鎧「アイムさん？」

マーベラスがことはの頭を撫でる行動を見て、口の前で手をもじもじさせるアイム、鎧が不思議そうに首を傾げたあとパァッとひらめいたようにアイムの手を引いてマーベラスの前に行った。

マーベラス「…ぁ？」

鎧「アイムさん！こうするんですよっ」

すると、鎧は笑顔でマーベラスに抱き着いた。突然抱き着かれて頭にはてなマークを浮かべるマーベラスにアイムも抱きついて来た。

アイム「ふふっ」

マーベラス「(まぁ…、アイムが楽しいなら良いか)」

心の中でそう納得したが、背中からハカセとルカが抱きついて来た。

ことは「わぁ…、マーベラスさん大人気や」

千明「んじゃぁ…俺らも丈瑠にやって来ようぜ？どんな反応するんだろーなっ」

ことは「せやな！」

マーベラスにアイコンタクトしてから千明はことはと校舎に走って行った。それからマーベラスは「つか、いい加減離れろっ」と呆れたように言ったが、ジョーだけがコチラを見て立っている、

ジョー「…」

マーベラス「お前も来るか？」

マーベラスが面白がるように両手を広げた。ジョーは「俺はこっちでいい」と、掌をグーにして伸ばしてきた。だからマーベラスもグーにしてコツンと、グータッチをした。