_ 特撮学園 _＊three＊ (ページ21)

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「ラーメン店」ページ21

マーベラス「彼奴はいい奴だ」

ことは「千明は…良い人やよ、けど…そんなんでマーベラスさんを好きになったんとちゃうよ。マーベラスさんは千明の事全然分かってない」

マーベラス「分かんねぇよ」

この言葉にことはは怒ったのか拳を握り締めていた。ことはは複雑な気持ちだ、自分の好きな人の好きな人と恋の話をしているのだから。
だがマーベラスは平然とした顔をしていた。

千明「あれ、２人共どーしたんだよ？」

マーベラス「別に何でもない」

千明「そっか、そいやマーベラス」

マーベラス「あン？」

千明「昨日帰りにことはと美味しそうなパフェ屋見つけたんだよ」

ことは「あれはマーベラスさんならホンマに気に入るかも知れへんなって話もしててん！」

２人が笑顔で楽しそうに話すのを見てマーベラスは小さく笑った。そんな時モバイレーツに電話が掛かってきた、その電話番号を見て眉間に皺を寄せるも、応答ボタンを押してモバイレーツを耳に当てた。

マーベラス「何だよ、」

バスコ《ねぇねぇマベちゃん！今すっげぇ美味しそうなパフェ屋見つけたんだけど〜、流石に男一人で入るのもあれじゃん？》

マーベラス「行けよ、それでもって恥かいて来いよ」

バスコ《はぁッ？俺がそんな事するわけ無いじゃん、早く来てよ！》

マーベラス「今、千明とことはとラーメン屋に居るんだよ、テメェ一人で行け」

嫌々言ってるマーベラスだが、どこか楽しそうにも見えた。電話相手が誰かわかったのかそれを見てる千明は面白くなさそうにぶすくれていた、

バスコ《良いから早く来てよ、お願いマベちゃん♪》

マーベラス「はぁ…、分かった。」

モバイレーツを切ればポケットにしまい、「帰る」とだけ言って二人が止める間もなくリュックを背負って店を出てしまった。

千明「まだバスコには勝てねぇか」

ことは「そんな元気落とさんと、はよラーメン頼んで食べよっ？」

元気をなくした千明を慰めるようにことははラーメンを注文した。
マーベラスはバスコから聞いた場所に歩いて向かった。パフェ屋がどこかすぐにわかった、女性が列を作ってまで並んでいるのだから、そしてその中で目立つ人影が。

マーベラス「目立つな、お前」

バスコ「おっ、ちゃんと来てくれたんだ。大好きだよマベちゃん♪」

マーベラス「…はいはい。」

それから二人はパフェを食べて解散した。
だがそれをアミィとダイゴが見たいた。