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今日は定休日。普段だったら買い物とか美容室に行ったりするのだが、なんだかそんな気分になれない。
この前エスクプスさんが来た時からずっとこんな状態だ。
なんとも言えないモヤモヤした感情が続いている。
そんな気持ちを抱えながら、さっき入れたアイスコーヒーを一口飲む。
「私はスングァニが好き、でもスングァニは？」
そう呟きながら私の一方通行なのかななんて考えてしまう。
その時電話が鳴るのが聞こえた。画面に写ったもじは「ハニ」だった。
「もしもし〜」とゴロゴロしながら電話に出ると
「今、スングァンがお店に向かっているからよろしく」
とだけ言われ、ブチッと電話を切られた。
一瞬にして脳内を駆け巡る「スングァニがお店に向かっている」という言葉。
何がなんだかわからないけれど、慌てて準備してお店へと向かう。
いつもだったら間違えないシャツを後ろ前に着てしまった。
ようやく準備が整い部屋を出る時だった、さっき飲んでいたアイスコーヒーの氷がカランと溶けてぶつかる音がした。
急いでお店へと向かうとまだスングァニは来ていないようだった。
はぁ、はぁと肩で息をしていると、「ヌナ…」と私を呼ぶ声がした。
振り向くとそこにはスングァニが同じように息を切らして立っていた。
「ヌナどうしているの？お店休みって書いてあるのに？」
スングァニが尋ねてくる。
「ハニから電話あってスングァニがお店に向かってるっていうから」
そう言うとははっと笑いながら「全くあのヒョンは」と嬉しそうな顔をする。
「スングァニこそ休みの日にどうしたの？」と尋ねると
真剣な表情を見せる彼。
深く呼吸をすると
「ヌナ、僕Aヌナのことが好きです。」
いまにも泣きそうな顔をしているスングァン 。
「ヌナはディノやジョンハニヒョンのことを好きかもしれないけれど、僕はお店でのヌナも普段通りのヌナも全部好きです。」
そう言うと真っ直ぐ目を見てくるスングァン。そうだ私もちゃんと気持ちを伝えなければ。
「スングァナ、私はね毎日考えない日はないくらいスングァニの事でいっぱいだよ。スングァニのことが大好きだよ。」
そう言い終わるや否や抱きついてくるスングァン。
「よかった、ヌナが誰かに取られるかと思った」
そう言いながらスングァンが抱きついてきて、お互いに強くぎゅっと抱きしめ合った。
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ボッチャ(プロフ) - 千笑さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです♪頑張って更新しますね！ (2021年8月24日 23時) (
レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - すごく面白いです!本人の顔を見ているわけでもないのに簡単に想像できてしまって、終始口角が上がりっぱなしでした（笑）更新頑張ってください！！ (2021年8月24日 9時) (レス) id: 14dbb1d17f (このIDを非表示/違反報告)
ボッチャ(プロフ) - anzuさん» コメントありがとうございます。読んだ瞬間嬉しくて笑顔になりました。なんとか完走できるよう頑張りますので引き続き読んでくださると幸いです。 (2020年8月21日 4時) (レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
anzu(プロフ) - お話めちゃくちゃ好きです> <更新されるたびに嬉しくて飛びついて読んでます！笑 無理せずボッチャさんのペースで頑張ってください、素敵なお話をありがとうございます。 (2020年8月20日 0時) (レス) id: 2d5dcafa21 (このIDを非表示/違反報告)
ボッチャ(プロフ) - 〇〇さん» ありがとうございます。頑張って書きます！ (2020年8月18日 1時) (レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ボッチャ | 作成日時：2020年7月30日 5時
