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ドギョム 視点
「ふ〜ふっふ〜」なんて宿舎で鼻歌を歌いながらリビングをウロウロする僕。
そういや最近スングァニと話してないなと思い、スングァニの部屋へと行こうとした時だった。
「今スングァニの部屋行くのは辞めとけ」
そうリビングにいるウジヒョンに止められた。
僕は自分の歌う鼻歌で聞こえなくて
「え、なになに？」と聞き返す。
するとウジヒョンがさっきより大きい声で
「今スングァニの部屋には行くなって」
そう圧をかけてきた。
僕はその圧力に気が付かず「え、なんで？」と聞き返すがウジヒョンはダンマリを決め込んで答えてくれない。
いいもん、教えてくれないならジョンハニヒョンに聞くもん、そう心の中で反論しながらジョンハニヒョンに部屋へと向かう。
ノックをすると「だ〜れ〜？」といつも通りの気怠そうな声が聞こえてきた。
「僕だよ僕〜ドギョミだよ〜」と言うとドアを開けてくれた。
「ドギョマ、どうした？」
すぐさま部屋へと迎え入れて話を聞いてくれる。さすが、ジョンハニヒョン。
「あのね、スングァニの事で何があったのか聞きたくて」というと
「お前知らないのか？」と驚かれた。
「まぁそれもそうかお前ミュージカルとか忙しかったもんな」と言うと
かいつまんでスングァニの話を聞かせてくれた。
そして、最後にヒョンが
「俺、お節介焼こうかなと思って。」
そういきなり脈絡もなく言ってきた。
僕は今までの話と繋がらなくて
「は？どう言う事ヒョン？」と尋ねてしまった。
「だーかーらー、うじうじしてるやつのケツを叩いてやろうかと思って」
なんとか頭を回転させ考えた末に
「つまりスングァニにハッパをかけるということ？」と尋ねる。
「そういうこと、よく分かってんじゃん！」
そうヒョンは答えると携帯を片手に部屋を出る。
僕は慌てて付いて行き、スングァニがいるとされるボノニの部屋へと向かう。
僕はヒョンたちの会話を外で立ち聞きをする。
その話を聞いてすぐジョンハニヒョンの嘘がわかった。
Aさんに告白しようなんて嘘だ。
スングァニのために言ってるんだって。
そう思った瞬間ドアが開きジョンハニヒョンが携帯を片手に出てきて、その後をスングァニが走って飛び出していく。
「ヒョン、ヒョンはそれでいいの？」
「あ？何が？」
「ヒョンの気持ちはどこに行くの？」
そうすると鼻で笑いながら
「俺の気持ちよりも弟の方が大切だからな」そう小さな声で呟いた。
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ボッチャ(プロフ) - 千笑さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです♪頑張って更新しますね！ (2021年8月24日 23時) (
レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - すごく面白いです!本人の顔を見ているわけでもないのに簡単に想像できてしまって、終始口角が上がりっぱなしでした（笑）更新頑張ってください！！ (2021年8月24日 9時) (レス) id: 14dbb1d17f (このIDを非表示/違反報告)
ボッチャ(プロフ) - anzuさん» コメントありがとうございます。読んだ瞬間嬉しくて笑顔になりました。なんとか完走できるよう頑張りますので引き続き読んでくださると幸いです。 (2020年8月21日 4時) (レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
anzu(プロフ) - お話めちゃくちゃ好きです> <更新されるたびに嬉しくて飛びついて読んでます！笑 無理せずボッチャさんのペースで頑張ってください、素敵なお話をありがとうございます。 (2020年8月20日 0時) (レス) id: 2d5dcafa21 (このIDを非表示/違反報告)
ボッチャ(プロフ) - 〇〇さん» ありがとうございます。頑張って書きます！ (2020年8月18日 1時) (レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ボッチャ | 作成日時：2020年7月30日 5時
