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エスクプス視点
ホシから話を聞いた次の日、俺はある場所へと向かう。
それはもちろんAさんのお店だ。
15時ごろに訪れたからだろうか、客はまばらだ。
俺が店内に入った瞬間に俺だと気がついてくれたAさんはどうぞといってカウンターの席を勧める。
俺は勧められるがままに席に着く。
そしてスングァニオススメのアイスコーヒーを注文する。
Aさんはと言うと、初めは俺の存在に驚いたみたいだったが、他のメンバーとそんなに変わりないと思ったのだろう。
自然に振る舞ってくれる。
「エスクプスさんはこのお店初めてですよね」
そう言いながら微笑みかけてくれる。
「はい」と答えると「統括リーダーですもんね、お忙しいですよね。」
そう言ってふわっと笑った。その瞬間にこれか、と思った。
スングァニもジョンハニもやられた笑顔というのは。
確かに綺麗でどこか儚さを持っている笑顔だった。それは置いといて、
「昨日スングァニとホシとディノが来ましたよね？」そう尋ねる地複雑そうな顔を見せる。
「昨日いらしてくださったのですがスングァニとホシさんはすぐに帰ってしまったんです」
そう眉を動かし困らせ顔を見せるAさん。
「スングァニに何かあったんですか？カトクも返事ないし」なんて尋ねるAさん。
とても心配そうにしている。ここは本当のことを尋ねるべきかそれとも当たり障りない話をするべきか、俺はしばしの間悩む。
悩んだ結果「スングァニがディノにやきもちを妬いたみたいですよ」そうAさんに伝える。するとAさんは目を見開き、驚いている様子だ。
「わ、私がディノちゃんを可愛がっていたからですか？」とどうやら心当たりはあるようだ。「まぁそんなところです」そう俺は答えた。
その瞬間から「どうしよう」と悩み始めたAさん。
そんなAさんに、「スングァニがAさんのこと好きかどうかわからなくなったと言ってましたけど、Aさんはスングァニ一筋ですよね？」
なんせ、大切な弟が好きな人だ。いい人であった欲しいと思うのがヒョンの役目だ。
するとAさんは恥ずかしそうにしながら、「はい、スングァニ一筋です。」
とこちらまで照れてしまうような言葉を述べた。
「じゃあそれを本人に伝えないといけませんね」
そう言うとまた恥ずかしそうな顔をみせて
「それがなかなかできないんです」そう照れながら言った。
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ボッチャ(プロフ) - 千笑さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです♪頑張って更新しますね！ (2021年8月24日 23時) (
レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
千笑 - すごく面白いです!本人の顔を見ているわけでもないのに簡単に想像できてしまって、終始口角が上がりっぱなしでした（笑）更新頑張ってください！！ (2021年8月24日 9時) (レス) id: 14dbb1d17f (このIDを非表示/違反報告)
ボッチャ(プロフ) - anzuさん» コメントありがとうございます。読んだ瞬間嬉しくて笑顔になりました。なんとか完走できるよう頑張りますので引き続き読んでくださると幸いです。 (2020年8月21日 4時) (レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
anzu(プロフ) - お話めちゃくちゃ好きです> <更新されるたびに嬉しくて飛びついて読んでます！笑 無理せずボッチャさんのペースで頑張ってください、素敵なお話をありがとうございます。 (2020年8月20日 0時) (レス) id: 2d5dcafa21 (このIDを非表示/違反報告)
ボッチャ(プロフ) - 〇〇さん» ありがとうございます。頑張って書きます！ (2020年8月18日 1時) (レス) id: be042a805d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ボッチャ | 作成日時：2020年7月30日 5時
