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入場口まで行くと、孝行くんが近付いてきた。
「…これ、言うの忘れとった。ごめん…」
「いやいや、別にいいんだよ？というか、私で良かった？」
「勿論や…！！」
「ならよかった…！じゃ、並ぼっか！」
列に並び、少しすると『続いてはー…』と声が聞こえた。
…待って、めちゃくちゃ緊張する…！！
「…そういえば、なんの競技するの？」
「んと…、玉入れやで。俺のチーム赤やから、赤の玉を赤のカゴに入れてな」
「うん、任せて！！」
私の時はパン食い競走だったなぁ、なんて思いつつ、孝行くんについて行く。
「それではよーい…」
ピストルの音がして、玉がある場所に行って拾い、カゴに向かって投げる。
運動はダメダメだけど、シャオロンの野球の練習にずっと付き合わされてた私にかかれば楽勝…！！
どんどん投げ込んでいると、孝行くんが大人の人とぶつかってこけたのが見えた。
「孝行くん、大丈夫！？」
急いで駆け寄ると、孝行くんは「大丈夫やで」と言いながら立ち上がった。
若干涙目だし、膝からは血が出てるし…。
丁度止めの合図のピストルが鳴ったので、一番近くの先生に保健室に行くことを伝え、孝行くんに肩をかして一緒に保健室まで行った。
もっと私に身長と力があれば抱っこしたりして連れて行けたのになぁ、なんて。
もしかしたら抱っこできるかもだけど、怪我してる孝行くんで試すわけにはいかないし…。
また今度にしよう
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暇人な名無し(プロフ) - ゆきなさん» それな...() (2020年10月24日 9時) (
レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 多分餌付けは僕もされるわ…← (2020年10月23日 2時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - ゆきなさん» 読んでいる間だけでもお姉ちゃんになってあげてください…！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年10月18日 17時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - え？僕もお姉ちゃんになりたい(真顔)だって一人っ子やしな… これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年10月18日 15時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - なコさん» ありがとうございます！良ければこの作品をこれからもよろしくお願いいたします！ (2020年10月16日 7時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
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