番外編 いつかの話 ページ25
.
「はーい、料理出来たよ〜！！」
「ひっさびさやなぁ…」
料理を机に運ぶ。…あれ、なんかお酒の数増えてない？
「…お酒の数増えてない？」
「Aさんも呑むんやろ？やから買ってきてん」
「…私すぐ酔い潰れるかもしれないよ？呑んだことないし…」
「そん時はロボロに全部呑んでもらうから安心してええでAさん！！」
「残しておく、っていう選択肢は無いんだね…」
料理が冷めないうちに乾杯しよっか、と机を囲んで座る。…流石にこの人数だときつい、かなぁ。
「じゃあ、かんぱ」
「曼荼羅〜！！」「曼荼羅！！」
「ま、まんだら〜…？」
まんだらってなんだろう…。
訊こうに訊けず、少しもやもやしたまま呑み会？が始まった
·
「え、あの、ちょ」
「久しぶりやなぁ、Aさんやっぱ食べたりひんのちゃう？」
「いや、あの、ね？？遠慮…します」
「遠慮せんくてええって！！しゃーないなぁ、食わせたるやん！」
「いや、ほんと待って、あの、誰かゾムくんを止めて！？え、お酒呑んでないよね？？」
シャオロンとチーノくんはめちゃくちゃ酔ってるし、孝行くんは「呑まへん！！」って言いながら鮭食べてるし…。
他のみんなは酔ってる人の対処とか、ひたすら呑んだり食べたり…。
…これ、食害されてても気づかれない…？
「ちょ、ゾム！あかん」
「え？トントン食べたいって？」
「…ロボロがもっと食べたそうにしとるで、ほら」
「あ、ほんまやん！！！」
「ちょ、トントン！？」
このやり取りも懐かしいなぁ…。
そんな事を思いながらお茶を飲む。……あれ、これお茶じゃない
「あ、Aさんそれ大先生ののみかけやで、酒」
「うわかわいそ…」
「なにそれ酷ない！？」
「…あれ、案外お酒美味しいかも」
そんなこんなで呑み続け、気づけば酔い潰れて寝ている人が多くなっていた。
「…姉ちゃん、そろそろ呑むのやめへん？」
「……全然酔ってない」
「結構呑んでると思うで、酔ってなくてもやめた方がええって」
「…んー…ならそうするー…」
後ろにあるソファを背もたれにして目を瞑る。
すぐに寝れそう…
「姉ちゃん、おやすみ」
寝る直前、そんな声が聞こえた気がした
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暇人な名無し(プロフ) - ゆきなさん» それな...() (2020年10月24日 9時) (
レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 多分餌付けは僕もされるわ…← (2020年10月23日 2時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - ゆきなさん» 読んでいる間だけでもお姉ちゃんになってあげてください…！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年10月18日 17時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - え？僕もお姉ちゃんになりたい(真顔)だって一人っ子やしな… これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年10月18日 15時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - なコさん» ありがとうございます！良ければこの作品をこれからもよろしくお願いいたします！ (2020年10月16日 7時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
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