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『あ、あの…!!』

やっぱり返事は無いし、こちらを見てくれてもいない。
…だけど、聞こえてるはずだから話すだけでも…!

『任せられた事もなかなか出来ないで、結局ロボロさんに助けて貰ってやっと出来ましたし、今まで訓練してもらったのに全く力になれなかったですし…。
…謝りたいことは沢山あるんですけど、長々と話すのは迷惑でしょうから…。

本当に、すみません。…だ、だけどこれからはもっと力になれるよう、頑張るので…!!
…よければ、またお手伝いさせていただければいいな、と…』


…反応無し、か。

1回くらいこっちを見てくれないかな、なんて期待したけど…。
まぁ、ロボロさんが仕事に復帰したら隣で手伝おう。その時に拒絶されたら…どうしようか。

その時になれば考えよう、なんて思い、しんぺいさんに話しかける。


『私になにかお手伝い出来ること、ありますか?』
「うーん、特に無い、かなぁ…。…」
『そうですか…』
「言っとくけど、俺もやる事ないから、Aちゃんに出来ないって訳じゃないからね?」
『あ、そうなんですね』


少しだけほっとしていると、しんぺいさんは「…もしかして」と呟いた。

『…?どうしたんですか?』
「…あぁ、いや…。…Aちゃん、俺がAちゃんの事視えるってロボロに言ったかな?って」
『………あっ』

そういえば言うのを忘れていた。

…あれ、エーミールさんの事も言ってない…。
しかも、エーミールさんにはしんぺいさんが私の事視えるって言ってないし、しんぺいさんにはエーミールさんが私の声が聞こえるって言ってない…!!


『し、しんぺいさん、あの、エーミールさんにしんぺいさんが私の事視えるって伝えてくれませんか…?』
「…エミさんも見えるの?」
『いや、私の声が聞こえるだけです』
「へぇ……。…そのインカムって俺らに繋ぐこと出来る?」
『いや、ロボロさんだけですね…』
「…そっかぁ。…うん、エミさんに伝えるね」

しんぺいさんはそう言うとインカムでエーミールさんと通信したみたいだった。

…なんだか「えぇっ!!?」って驚いてる声が聞こえたけど、気の所為だよね、多分。…相当大きい声だったな

しんぺいさんは少しの間エーミールさんと話していた。
その間、私はロボロさんをじーっと見つめていた。

…相変わらず、こっちを見てもらえない。
なんだかずっと、ぼーっとしている様子だった。

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作者名:零音 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年10月21日 22時

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