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いつの間にか眠ってしまっていたようで、目が覚めると何故かベッドで寝ていた。
…ベッドで寝ていた！？
飛び起きて周りを見る。…え、豪華な部屋…。なんか見覚えが…。
ベッドから出て、扉を開けて外を見る。
…あれ、ここって…。
「あ、起きたんですか？」
「…トントンさん？」
「そうですけど…。…失礼かもですけど、なんか雰囲気変わりましたね。ええ意味で」
「…ありがとうございます。…あの、私」
「兄さんが連れてきたからびっくりしましたわ。
朝食の時間やから呼びに来たんやけど…一緒でええですか？」
「あ、はい…」
トントンさんについて行くと、食堂に。
扉を開けると、楽しそうに話してる幹部の人達。
「あ、Aさん起きたん！？」
「…おはようございます」
「おはよ！…Aさんどこ座る？」
「…じゃあ、ロボロさんの隣でいいですか…？」
「ええで」
ロボロさんの隣に座る。
朝ごはんを食べ始めて、なんだか嬉しくなる。
ずっと、偽物がここにいた。…でも、そこには今私がいる。
なんだか実感が湧かないし、不思議でたまらない。
「…え、私丸一日寝てたんですか！？」
「この国について何度呼びかけても起きへんから、とりあえず城に連れ帰ったらロボロが知り合い言うから…」
「Aさん全然起きんから心配したで」
「疲れてたんですよ…多分」
幹部の人達と話しながらご飯を食べるの、楽しそうで憧れてた。
…でも、仮にも一度追い出された私がここに居ていいのかな。
「いやぁ、でもびっくりしたわ。これが本物のAさんなんやな、前のは苦手やったから良かったわ」
「おいシッマ」
「……あ」
…？？？？
…え、どういうこと…？？？
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零音(プロフ) - ゆずゆさん» 泣いていただけたんですか…？！ありがとうございます…！！ (2021年1月19日 23時) (
レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずゆ(プロフ) - 泣いちゃったじゃねぇですかぁ……面白いです。完結おめでとうございます (2021年1月19日 2時) (レス) id: 6e2976f246 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - ぺ助さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです…！どんどん妄想膨らませちゃって下さい…！！ (2021年1月15日 15時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - まっくろさん» ありがとうございます！！ (2021年1月15日 15時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - ぽむさん» 初めて…！？ありがとうございます！続きを検討しておきますね…！！ (2021年1月15日 15時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
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