4 ページ4
·
いくら幽霊とはいえ幹部に無礼な事を…。
…もしロボロさんが滅茶苦茶優秀なハッカーとかだったら……あっという間に見つけられて……。あ、もしかしたら幽体離脱してる間に幽霊になるかもしれない…。
『殺すのは勘弁してください…』
「えっ何が？？」
『いやだって…幹部の方のロボロさんを脅かして遊んだり彼女できないとか罵ったり生意気な口聞いたり…』
「すまん、なんか改めて言われるとムカついてきた」
『ほらぁ！このまま私を見つけ出して殺すつもりなんですよね！？ほら、あの………無礼だ、打首に処す！みたいな』
「俺のイメージ見本みたいなクソ国王なん？？」
『…えっ違うんですか？慈悲とかなさそ…』
「自分死にたいんか？」
『ごめんなさい』
ロボロさんと会話してると楽しい。
…いや、そういえば話が逸れすぎだ。
『で、どうですかね。私に監視を任せるの』
「うーん……心配やねんなぁ」
まぁやっぱ…名前しか分からないもんな、うん。
「これだけのモニター初めてやのに全部しっかり見れるか」
『あっ信頼はしてくれてる……』
ロボロさんが信頼してくれてた。嬉しい
任せてくださいよ！！と胸を叩く。
「……じゃあ、任せてもええ？俺書類しとくわ」
『社畜……』
ロボロさんは「任せたで」と言い、部屋を出ていった。…えっ、あの…え？？
もし侵入者来たらめちゃくちゃ広いこの城内からロボロさんを探せっていう…。
「いやぁ、腹減るよな！」
『うわー顔くらい大きいおにぎり』
完食にしては多すぎない…？おかしいおかしい…
当たり前かのようにむしゃむしゃ食べているロボロさん。
『…ブラックホールを持ってる方でしたか』
「俺より食うやつおるで」
そう言いながら二つ目を食べ始めるロボロさ…ロボロさん！？！？
えっ、待って…？このロボロさんより食べる人…？待ってここは超人の集まりかな？？？大食いの。
あっという間に食べ終えて「はぁ〜………やるか」とペンを持って書類を始めたロボロさん。私もモニターに向き直り、モニターに映っている軍人の人達を眺める。
…ん？
『ロボロさーん、なんかぐるぐる眼鏡してる人いるんですけど…』
「ん？それ幹部やで」
『幹部！？えっ、軍服は…？』
「基本幹部は好きな服着とるで。取り敢えず１３人は見ると思う」
『１３人ですね、成程』
「遠征行っとるやつもおるけどな。紫のストール」
「じゃあ１４人……っと」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 829人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
零音(プロフ) - 千菜さん» ありがとうございます！！よければこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2020年10月21日 14時) (
レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - いつも楽しく読んでいます！この作品大好きです！これからも応援しています (2020年10月21日 11時) (レス) id: 36e14b459a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 暇人な名無しさん» コメントありがとうございます！そうです！視えるタイプです…！！ (2020年10月18日 21時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
暇人な名無し(プロフ) - snさんまさかの視えるタイプ...!?...でもまあ名前に神ってついてるぐらいだしちょっと納得？ (2020年10月18日 19時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 春さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年10月16日 17時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：零音 | 作成日時：2020年9月15日 20時
