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『…よいしょっ…。』
ロボロさんがやり終えた書類をトントンさんのところに置きに来た。…ちなみに今は深夜３時。
本とかで見た事のある、�猴�霊が触れたらその物体もみえなくなる�瓩辰討いΔ里�出来るんじゃないか？なんて思っていたんだけども、それは出来なかった。
その為深夜に…誰も廊下を歩かないしみんな寝てる時間じゃないと移動できなかった(ロボロさんは書類を終わらせると力尽きたのか眠ってしまった)。
『……？』
部屋から出ようと扉を方を向いた時、ふと棚の方に何か気になるものがあった。
近付いて見てみると、それは手紙。
もう既に開けた後があった。…悪い気もするが、どうしても気になった。幽霊だから指紋は付かないだろうし、まぁ少し見るくらい…と好奇心が抑えきれずに封筒を開いて中の手紙を見た。
…とは言っても、差出人が気になっただけだけども。
『リヴィア国…クラエス・リヴィア…？』
なんだかその名前に聞き覚えがあった。…まぁ、きっと気の所為だろうけど。
手紙の内容を読まずに封筒に戻す。…後でリヴィア国、調べてみようかな。
ロボロさんが寝てる今、モニターを見ている人はいないのを思い出し、扉を開けて急ぎ足で監視室に戻る。
相変わらず重い鉄扉を開けて部屋に入り、服を挟まないように注意しながら閉める。
「…………え？」
『…え？』
モニターの前にある椅子には、煙草片手にモニターを見ていたであろう鬱さんが居た。
…えっ？？
「………開いたよな…」
『………どうしよう』
鬱さんに私の姿は視えていない。だから「誰だお前！」みたいな展開にはならないけど…
「……て、鉄扉やのに…。…ゆ、幽霊…？…い、いやそんな訳…」
そんなわけないよな、と若干震えた声で笑いながら言う鬱さん。…凄い汗かいてますよ
…それにしても。本当にどうしようか。ペンが落ちる、とかならまだ風で誤魔化せた。なんなら置く場所が悪かった、で終わらせることが出来た。
…だけど
『鉄の扉だもんなぁ…』
これは誤魔化しようがないと思う。
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零音(プロフ) - 千菜さん» ありがとうございます！！よければこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2020年10月21日 14時) (
レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - いつも楽しく読んでいます！この作品大好きです！これからも応援しています (2020年10月21日 11時) (レス) id: 36e14b459a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 暇人な名無しさん» コメントありがとうございます！そうです！視えるタイプです…！！ (2020年10月18日 21時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
暇人な名無し(プロフ) - snさんまさかの視えるタイプ...!?...でもまあ名前に神ってついてるぐらいだしちょっと納得？ (2020年10月18日 19時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 春さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年10月16日 17時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零音 | 作成日時：2020年9月15日 20時
