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『イフちゃん離して！？えっご飯だよね？』
「イフリート〜！！……ん、どしたん？」
ゾムさんでしたか…！！
私が視えない人からしたらイフちゃんが辺に前足を上げているように見えるだろう。
「ガゥッ」
「…？取り敢えず飯食べや」
『イフちゃん離してぇぇぇ…』
「あ、せや。イフリート聞いてや！今日な、コネシマ驚かしたら隣におったショッピくん爆笑してな？シッマが＿＿」
私も聞いているんですけどいいんですかね…？？
イフちゃんは離してくれないし、ゾムさんのイフちゃんに向けて話している事を勝手に聞いちゃってるし…。
「…まだ食べへんの？なんかあったん？俺ももうすぐ飯やねんけど…」
『イフちゃんほんと離して…ロボロさんにずっと任せっきりだったから…』
ゾムさんがご飯を食べるならロボロさんも食べるって事だし…。
代わらないといけないし、イフちゃんもご飯だし、このまま話を聞くのは悪い気がするし。
…いや、ここで昨日までみたいに何にも触れられない体に戻れないのかな
もしかしたら出来るはず！！出来るようになれば便利な気がする…わかんないけど。
「…なんか視えとるん？…ゆ、幽霊とか…」
…もしかしてゾムさんも幽霊苦手…？
驚かしたりしているのをよく見ていたからてっきり得意かと…ってそうじゃない。
イフちゃん離してくれないし詰んだのでは…？
ゾムさんがついに「…そ、そこになんかおるん…？」と言いながら手を伸ばしてくる。
「ゾム」
その時、ゾムさんを呼ぶ声がしてゾムさんの動きが止まった。
「……なんやロボロか。どしたん？」
「遅いから見に来ただけやで。…あれ、イフリートまだ食べてへんの？ほら、食べや？」
ロボロさんがイフちゃんを起こしてくれたおかげで私は出る事が出来た。
そのままゾムさんとロボロさんが小屋から出ていくのをついて行き、途中で別れて部屋に戻る。
『あの小屋の前にカメラがあってよかった…』
私が入ったきり出てこないし、ゾムさんもなかなか出てこないのでロボロさんが来てくれたんだろう。
…そうじゃなかったら偶然って凄い。
それにしてもゾムさんがイフちゃんの飼い主だったとは…。てっきり、飼育小屋によく出入りしているひとらんさんが飼い主だと思ってた。
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零音(プロフ) - 千菜さん» ありがとうございます！！よければこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2020年10月21日 14時) (
レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - いつも楽しく読んでいます！この作品大好きです！これからも応援しています (2020年10月21日 11時) (レス) id: 36e14b459a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 暇人な名無しさん» コメントありがとうございます！そうです！視えるタイプです…！！ (2020年10月18日 21時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
暇人な名無し(プロフ) - snさんまさかの視えるタイプ...!?...でもまあ名前に神ってついてるぐらいだしちょっと納得？ (2020年10月18日 19時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 春さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年10月16日 17時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零音 | 作成日時：2020年9月15日 20時
