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「…どうしたん？Aさん」
『べ、べべ、別にそこに血塗れの男が居てこっちを睨んでなんてませんけど？？』
「やめようや？」
モニターを見てたけど気分転換に、少し狼のイフちゃん(勝手にそう呼ぶことにした)のところに行って話し相手になってもらって、帰ってきたら部屋の隅に血まみれの男が居るから思わずロボロさんの後ろに隠れた。…な、なんだ
『なんか呟いてるんですけど！！なんですか！！帰れ！！…ひっこっち来たごめんなさい成仏しやがれください！！』
「Aさん？？」
あー、ロボロさんにも見せてやりたい！！なんで！私だけ！！
「ど、どこにおるん？」
『わーッ！！？近寄ってきてます無理ですロボロさんどうにかして下さいよ！！！』
「そう言われても視えへん……」
『不公平じゃないですか！？ロボロさんも視えて！！』
「無茶言わんといてや…」
男が近い。近づいて気付いたけど、何かを呟いている。
『あの、もう少し大きな声で言ってくれません？』
「えっどういう状況？」
『なんか呟いてるんですよね、この人』
『……さ………許さ……許さない』
『ぎゃあああ！！？この人許さないって言いましたよ私何もしてないんですけど！！？』
「Aさん煩い…てか同類やろ、仲良くしぃや」
『血塗れの雰囲気からしてヤバい奴と仲良くとか無理ですよ？！
ロボロさんも絶対この状況見たり聞いたりしたら叫びますからね！？あーロボロさんに憑依でも出来たらなぁ！！！』
そう言いながらロボロさんの肩を叩く。…いやまぁすり抜け………ない…？
「え」
『…あっ』
口角が上がるのがわかる。…ふ、ふふ…！やってやりましたよ！！ついに触れ
「あっ」
『え？』
またすり抜けたんですが？？
「あ、あれやない？一時的になんかの力強まって触れるみたいな」
『なるほど！！！…この調子で憑依出来ないかな』
「えっ」
『憑依ってどうやるんです？』
「知らんわ」
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零音(プロフ) - 千菜さん» ありがとうございます！！よければこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2020年10月21日 14時) (
レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - いつも楽しく読んでいます！この作品大好きです！これからも応援しています (2020年10月21日 11時) (レス) id: 36e14b459a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 暇人な名無しさん» コメントありがとうございます！そうです！視えるタイプです…！！ (2020年10月18日 21時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
暇人な名無し(プロフ) - snさんまさかの視えるタイプ...!?...でもまあ名前に神ってついてるぐらいだしちょっと納得？ (2020年10月18日 19時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 春さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年10月16日 17時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零音 | 作成日時：2020年9月15日 20時
