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「…そういえば幽霊とかって見えるん？」
突然ロボロさんにそんなことを言われ、『はい？』と訊き返した。
「…いやぁ、なんか…写真とかでよくあるやん？お分かりいただけただろうか…この写真の左端に…みたいなやつ。本当に幽霊居るんか気になってん」
『居ますよ。見せたいです』
「えぇ…」
『…ロボロさんに憑依とか取り憑くとか出来ないんでしょうかね。…あの、ほら。力を貸す！！…みたいな』
「やってみたらええんちゃう？物は試しやで」
『どうやってやるんですか……』
触れる事ができないし…。
『…ロボロさんに取り憑く！！！』
「……ぷっ…。ゲームか何かなん？」
『やり方わからないんだから仕方ないじゃないですか！！笑わないでください！！』
正直恥ずかしい。ロボロさんしか見ていないとしても羞恥心が勝つ。
『…ロボロさんに第三の目を授けましょう』
「…あかん、笑えてくるわ……ふっ」
『…てかロボロさん私は見えるのに幽霊見えないんですか？？』
「…たしかに」
何気に一番の疑問かもしれない。…なんでロボロさん私だけ見えるんだ？？
『不公平ですよね。私幽体離脱して幽霊まで見えるんですよ？昨日の夜中なんか、上半身抉れて血塗れで頭が変形してる男が居て……』
「ゾワッとするからやめてくれへん？？」
『いやぁ、私がいなかったらロボロさんきっと今頃死んでましたね！！』
「笑顔で言うことちゃうしどういうこと？？？」
昨日の幽霊の特徴をロボロさんに話す。
なんか大きい剣を持って、呪うとか殺すを呪文のように唱えてて、ロボロさんを睨んでた事。
それを言うと「…もうそういう類の話やめてな」と真面目な顔で言われた。
いつかロボロさんにも見えるようになって散々脅えてほしい。
私はそれを見て楽しむから
「てか今まで安全やったんやし…幽体離脱しとるAさんと話してたから霊感強くなった？？」
『あはは、もっと話しましょう！！！』
絶対見てほしい、と言うより見せたい
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零音(プロフ) - 千菜さん» ありがとうございます！！よければこれからもこの作品をよろしくお願い致します！ (2020年10月21日 14時) (
レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
千菜(プロフ) - いつも楽しく読んでいます！この作品大好きです！これからも応援しています (2020年10月21日 11時) (レス) id: 36e14b459a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 暇人な名無しさん» コメントありがとうございます！そうです！視えるタイプです…！！ (2020年10月18日 21時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
暇人な名無し(プロフ) - snさんまさかの視えるタイプ...!?...でもまあ名前に神ってついてるぐらいだしちょっと納得？ (2020年10月18日 19時) (レス) id: d7b6c8461a (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 春さん» ありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年10月16日 17時) (レス) id: ac8575b88f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零音 | 作成日時：2020年9月15日 20時
