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『ただいまぁ〜』
深澤
｢おかえり。｣
岩本
｢A、ちょっとおいで？｣
『え、しょっぴー言ったの？』
渡辺
｢当たり前だろ。｣
『そんな！ちょっと！』
岩本
｢早く。手洗ってリビング集合。｣
『はい、』
岩本
｢あと目黒も。｣
目黒
｢っす。｣
おそらく説教されるんだろう。
でも、それくらいの覚悟はしてる。
今回、俺は相当やらかしてる。
手を洗ってリビングに行くと、ふっかさんと岩本くん、の前にAが座ってて、その横にしょっぴーが座ってた。
岩本
｢目黒そこ座って｣
俺が促されたのはAの隣。
目黒
｢はい｣
俺が座ると、話が始まった。
岩本
｢なんでこうなってるかわかる？｣
『理解はできるけど分かんない。』
岩本
｢A、何回も言ってるでしょ。Aは女の子で、集まるファンは男なの。｣
『それ車の中でしょっぴーからも聞いた。』
岩本
｢じゃあ尚更わかって欲しいんだけど。｣
『やだ。こっちからも何回も言うようだけど、先に危ないことしてるのそっちだからね？
私、何回も危なさは言ってるよね？それなのに聞かずに体質出そうとする方が悪くない？』
深澤
｢A、今回の目黒も悪いかもしれないけどさ、あのまま翔太が現場に行けなかったらどうする？｣
『これるよ。今回そこまで計算してたもん。』
深澤
｢不測の事態ってのが起こるかもしれないでしょ？
Aも俺らも体質なだけであって、超能力じゃないんだから。｣
『分かってる。でも、メンバーが嫌な目にあうより私があったほうが100億倍マシ。』
深澤
｢それは俺らもそのまま返せるよ。Aが危険な目にあうより俺らがあった方がマシ。｣
岩本
｢ほんとにお願いだから俺らより危険な目にあおうとするのやめて？｣
『だからそれはみんな次第だってば。』
岩本
｢A。｣
『…分かったよ。』
納得していなさそうな顔をしてその場を去ったA。
そしてそれを追いかけるようにふっかさんが去って行った。
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作者名：あおだるま | 作成日時：2023年8月6日 10時
