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どうしよう…
サーブ、終わっちゃったんだけど…
もういいや、右手でしよう
そう思って左手から右手に持ち変えた瞬間だった
黒「夜月、自分の技はこれ以上使わないように」
って言う黒ベェの放送が聞こえてきた。
ってちょっと待って？
技を使うなだと？
いやいや、奏多兄さん相手に無理だろ…
舐めプができる相手じゃないんだけど？
藤堂「くっ、コーチ！負けろって言ってんのか！」
せっかく楽しくなってきたのにこんなところで負けたくない。
黒「落ち着いてください。あなたの技を使うなと言ったんです」
…あぁ、なるほどね
藤堂「つまり、他の人の技なら使っても良いんだな？」
黒「ええ、構いません」
藤堂「了解」
あー、そういうことならわくわくしてきた！
審「ゲームを再開します」
入「はぁ！」
バシッ
よし！手始めに…
藤堂「ジャックナイフ！」
バンッ
審「0-15」
入「あ〜あ、ガット、切れちゃった」
藤堂「言ったじゃん。嘗めてるからだよ？」
徳「鬼さん、ジャックナイフって夜月、言いましたけど…」
鬼「あぁ、絶対にブラックジャックナイフだったな」
あっ、兄さんたち気付いてる！
そう、今打ったのはブラックジャックナイフ
奏多兄さんだから手がイカレてないんだよね
そもそもそこは心配してないしね
入「はぁ！」
次の技は…そうだ！
藤堂「この技、なーんだ」
中学生「あっ、あれは！」
ドッ
審「0-30」
海「俺のブーメランスネイク！」
あー、楽しい！
入「楽しそうだね。夜月」
藤堂「ん？そうだね、でも、奏多兄さんが本気でやってくれたら、もっと楽しいんだけど？」
入「ｸｽｯ 頑張るよ」
次は…あっ、あれやってみたい！
藤堂「はぁ！」
重い玉を打ち込んで…
入「くっ」
藤堂「できますように！」
バシッ
入「わっ‼」
よし、ラケット、吹っ飛んだね
藤堂「破滅へのロンド」
ドシュッ
審「0-40」
跡「俺の技…」
あー、これ、コントロール難しい
できたのマグレだわ
入「(中学生が騒いでるから中学生の技なんだ)中学生の技、いつ練習したの？」
これ、なんて答えよう
ここに来る前に常にプレーを見てたなんて言えないしなぁ…
藤堂「うーん、データを見て今初めて試した！」
ウソではない
だって、実際、試したのは初めてだし
入「へー」
あれ？
藤堂「疑ってないのか？」
入「何で？疑う理由なんてないよ
夜月は、疑われるのが嫌いで、ウソをつくのが苦手なことくらい知ってるしね」
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菜々子(プロフ) - ゆーなさん» うわぁ！嬉しいお言葉ありがとうございます！初めての作品なのでそう言っていただけると本当に嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年9月28日 0時) (
レス) id: 985800c53e (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな - こう言う系のストーリーめっちゃ好きなんですよね！好きすぎてこれ何回も読んでます！ (2021年9月25日 18時) (レス) @page19 id: d2409af87d (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ（狼） - 私、マリーゴールド好きなんです。嬉しい！ (2017年12月8日 20時) (レス) id: 946fb95f8b (このIDを非表示/違反報告)
アイスドール♪(プロフ) - つくってもらったのに文句言うんなら自分たちで作ればいいと思う!高校生Nice♪ (2016年8月31日 20時) (レス) id: 5068202416 (このIDを非表示/違反報告)
なーみーやん(プロフ) - 神崎七海さん» ありがとうございます。期待にそえるように頑張ります。これからもよろしくお願いします。 (2016年8月31日 14時) (レス) id: 463fc95b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子 | 作成日時：2016年4月22日 15時
