あの人たちしか信じられない２

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次の日

よし、食堂に行くか

ん？何か騒がしいな

藤堂「どうしたんだ？」

モ1「夜月！これ…」

なになに…

『料理人たちはとある事情でやめることになりました』

何、この貼り紙…

藤堂「意味わかんない。どういうこと？」

入「朝御飯がないってことだよ」

まぁ、料理人いないってことはそういうことだよな

作るしかないのか、面倒くさいな

てか、とある事情って何？

ガラッ

藤堂「はぁ、飯作っておくからロードワーク、行っておいで」

モ２「え？でも…」

藤堂「いいから、行っておいで」

鬼「行くぞ。夜月が行ってこいって言ってるんだ」

モ２「分かりました」

ゾロゾロ

藤堂「十次郎兄さん。ありがとう」

鬼「たいしたことない。頑張れよ」

そう言って兄さんたちはロードワークに行った

さて、ご飯を作ろうかな

ご飯炊いて、パン焼いて、おかずは…

和食と洋食、どっちも作ろう

おっ、パン焼けた〜

クロワッサンにメロンパンに米粉パン

作りすぎ？気にしない、気にしない

できたー。ミニバイキング！

ガラッ

おっ、誰か来た

謙「腹減ったわー」

あー、中学生か

跡「うるせーぞ、愚民ども！」

お前が一番うるせーよ

もうやだ。最悪

跡「アーン、何だ、お前」

それはこっちのセリフだ

藤堂「何が？」

跡「料理人はどうした」

藤堂「はぁ？とある事情でやめるって書いてあっただろ？ちゃんと見ろよ」

跡「チッ、俺はお前が気に食わねー」

知ってる。てか、だったら一々突っかかってくるな。

藤堂「そうか、知ってる。俺もお前が気に食わねーからお互い様だな」

早くどっか行けよ

跡「お前が作った飯を朝から食わないといけないなんて屈辱だな」

このクソ坊ちゃんが…

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