あの人たちしか信じられない２

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霧「あ、藍子ちゃんが殴ってきて…」

まだ言ってる

入「君には聞いてないんだけど？

ねぇ、藍子。殴ったってどう言うこと？」

如月「違う！私は何もしてない

呼び出されたと思ったら中学生達に囲まれて…」

なるほどな

私の代わりに藍子を利用したのか

もっと許せなくなったな

藤堂「知ってんの？ここに監視カメラがあること

誰の証言が正しいのかすぐ分かるんだよ」

幸「！」

知らなかったのか

藤堂「用事があるのは俺にだろ？霧山さん？」

霧「そうだよぉ」

藤堂「言ってないけど、藍子は如月財閥のご令嬢だよ？

何やってくれてんの」

霧「なっ!!」

藤堂「私に用があるのに藍子を呼び出したんだね

藍子を利用したんだから許されるなんて思わないでね？｣

昔なら誰にいじめられようがどーでも良かった

でも、そんな私に藍子は手を光を差しのべてくれた

感情や声がなかなか戻せなくても『待ってるから』って言ってくれた

辛い時はいつも励ましてくれたよね

どれだけ救われて助けられたんだろう

だから、助けられた分、私も藍子に恩返しがしたい

藍子が大好きだから

藤堂「ねぇ、君達が何をしようが俺には関係ない

だけどな、藍子達を傷つけるなら話は別だ

何のつもりで藍子を殴ったかなんて聞かない

ただな、藍子がお前らに何をした？

何の罪もないヤツを巻き込んでんじゃねぇよ！

自分達の勝手な私情で藍子を傷つけるな

こんなやり方しないでテニスで決着つけよう

俺VSお前ら

但し、中学生の中で俺の味方になるって言うヤツがいたら俺の部屋に0時までにこい

来なかったら敵と見なすから

藍子、行こう。手当てしよう」

そう言って私達は部屋に戻った

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