あの人たちしか信じられない２

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切「おい！何してるんだよ？！」

何って見て分からないのかな

藤堂「私が悪者扱いされた時の逆バージョン？

えっと、これで叫ぶんだよね

私が叫んでも何も変んないけど。

てか、私が何をしても意味無いからこんな自分を傷つけるような馬鹿なことしないけどな」

そう言って私はカッターナイフを閉まった

如月「彩菜！何やってんの！

早く手当てしないと血が…ってあれ？」

そりゃあれ？ってなるよな

私の手はさっきまで血が出てたはずなのにその血がなくなってるんだもん

藤堂「このカッター、おもちゃなんだ。

ゴムになってるし引っ込むようになってる

それを改造して血糊が出るようにしたの」

財「はぁ、彩菜。びっくりさせんといて」

藤堂「あはは、ごめんごめん」

如月「怖かった…」

藤堂「うん、本当にごめん」

藍子を泣かしたと言う罪悪感が半端ない

藤堂「まぁ、大丈夫って言ったじゃん。それに」

私は霧山の方を見て言った

藤堂「私がしても何も意味がない。なら自分を傷つけるような真似はしないって言ったしな」

痛いのが嫌いって理由もあるけどね

霧「な、何でぇ？私、何もしてないのにぃ

ふぇーん」

まぁ、想定内だな

てか、藍子が泣いた方が可愛いから

藤堂「あぁ、今日信じてもらう気なんてないから。

明日ばらすつもりだったんだけどな

後、私を潰そうとして親に頼らない方がいいよ

明日には霧山財閥は潰れるから」

霧「何でアンタにそんなこと分かんのよ！」

おーい、喋り方気を付けてね

幸「結夏？」

そうなるよね

霧「ﾋﾞｸｯ な、何でもないよぉ」

藤堂「私ね、藤堂財閥の令嬢であり現在の当主なんだ」

霧「!!」

如月「えぇ…知らなかったんだ」

藍子、笑いすぎ

徳「普通、苗字で気付くだろ」

カズヤ兄さん、分かんなかったんだから言ってやるな

入「馬鹿が多いから。仕方ないよ」

奏多兄さん、聞こえてるよ

藤堂「明日9時に視聴覚室に来て

今までのこと、後悔させてあげるから」

さて、部屋に戻ろう

明日の準備もあるしな

藤堂「あっ、兄さん達これさっき言ってたヤツね」

カメラのデータを渡した

いつ編集したかって？

企業秘密だね

まぁ私は帰ろうとしたんだけどね

見事に阻止されたよ

なんてことでしょう

誰に阻止されたかって？

アイツしかいないだろ

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