あの人たちしか信じられない２

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In合宿所

入「帰ってきたね」

徳「藍子、彩菜！」

如月「あっ、カズくん！」

あっ、行っちゃった

如月「ただいま、カズ君」

徳「あぁ、おかえり」

入(良かったね。徳川君)

てか、ここで彩菜って呼ばれるとビックリする

藤堂「あっ、そろそろ晩ご飯だけど食堂、行く？」

毛「あっ、夜月、一緒に行ってもいい？」

藤堂「うん、良いよ」

断る理由なんてないしね



In食堂

ガラッ

藤堂「誰もいない」

１番だ

大曲「へぇー、どれも美味いな」

如月「うん、でも私は夜月の手料理が食べたいな」

藤堂「今度な。でも、中学生達が俺の料理を食べたがらないからな」

如月「食べなくてイイじゃん！」

サラッと言ったな

てかドヤ顔可愛いな

おっ、結構人が集まってきたな

如月「あっ、あれって跡部財閥のお坊ちゃんじゃん」

藍子、声がデカイ

藤堂「藍子、駄目だよ。指差したら」

跡「アーン、誰だ。お前はって！？」

如月「どうも、跡部君。お久しぶり」

跡「藍子さ、ん？どうしてここに？」

如月「だって私はここのマネージャーだもん

それに、友人がいるからね」

あれ？なんか嫌な予感

跡「友人って？」

如月「彩菜のことだよ！」

あっ、駄目だ

それって私がこの合宿にいるって言ってるじゃん

幸「でも、ここに女はいないけど？」

如月「いるよ。ねぇ…」

この流れはヤバい…

藤堂「おい、藍子」

不「へぇー」

あぁ、絶対バレたな

幸「フフッ」

魔王たちの笑みが恐ろしいよ

霧「ま、まさかぁ白宮さんって彩菜ちゃん？」

向「どうなんだよ！」

はぁ…

藤堂「藍子、どうしようか？」

如月「あ…ごめんなさい…」

全く、藍子らしいな

まぁ、一軍帰ってきたしいっか

バレたしな

藍子も疲れてたんだな

藤堂「今まで気づかないでくれてありがとう」

バサッ

ウィッグを外して、カラコン取って

頭、涼しくなったなぁ

藤堂「どうも、久しぶりですね。皆さん？」

丸「藤堂…」

うわー、むっちゃ睨まれてるんだけど

如月「彩菜！ごめん、口が滑った」

藤堂「ごめんって言われても、もう言ったからなぁ。てか、怒ってないから」

如月「ごめん…」

藤堂「藍子、失敗は誰にでもあるでしょ？

藍子は男の人が苦手なのに一軍のマネージャーになってくれた。頑張ってくれた。

それで充分」

藍子にはたくさん励まされた

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