あの人たちしか信じられない２

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キィィィ

ゾロゾロ

おぉ！帰ってきたな！

如月「彩菜〜！会いたかったよー」

藤堂「藍子、元気だった？」

如月「んー、元気だった。でも、寂しかった」

藤堂「兄さん達いるでしょ。でも、私も寂しかったよ」

如月「彩菜だって一緒じゃん！」

やっぱり藍子は可愛いなぁ

入(そのギュウは徳川君にしてあげたらいいのに)

奏多兄さんがこんなことを思ってるなんて知らなかったけどね

？「彩菜？」

藤堂「え？今呼んだの誰？」

男の人の声

兄さん達じゃない

でも、何か懐かしい声

？「彩菜、俺のこと覚えてるか？」

そのオレンジは…

藤堂「もしかして、リョーガ？」

リョーガ「良かった、覚えててくれたか」

藤堂「うん！もちろん！

アメリカの皆も元気にしてる？」

リョーガ「あぁ、キコもお前に会いたがってたぞ」

藤堂「そっか、また電話してみるよ」

言ってないけど、親の仕事の関係で昔アメリカにいたんだ

で、アメリカにいた時の友達のキコと散歩してたの

その時に会ったのがリョーガ

よく３人でテニスしたなぁ

秘密基地とか作ったし、探険もした

探険し過ぎて帰るのが遅くなってよく皆でお母さん達に怒られたな

懐かしい

入「てか、藍子。いつまで彩菜にくっついてるの？」

如月「かなさん、もうちょっとだけ〜」

藤堂「藍子、抱きついてていいから合宿所に行こうか。

コーチや兄さん達だって待ってるから」

如月「んー、分かった」

そうして私たちは合宿所に向かった

藍子はくっついたままでかなり歩きにくい

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