あの人たちしか信じられない２

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そろそろ昼御飯の時間だ


入「夜月、大丈夫だった？何もされてない？」

藤堂「ありがとう。大丈夫だよ」

越「夜月、午後の練習は自主練だから、試合しよう」

そうか。中学生と高校生の一部は自主練なんだ

藤堂「勝手な試合は禁止だろ

普通の打ち合いならいいよ」

越「やったね」

財「俺も夜月と練習する！」

藤堂「いいよ」

あっ、藍子に連絡しないと

藤堂「俺は先に行くから、連絡には遅れないようにな」

越財「はーい」

よし、部屋に戻ろう


in部屋

藍子に連絡しないとな

〜♪あぁ、空に瞬く君のスターライト ブチッ

タイミングいいな…

エスパーかよ

藤堂「もしもし」

如月「よっ、どうよ。調子は」

藤堂「あー、調子はいいよ」

如月「何かあった？」

やっぱり藍子には声で分かるか

藤堂「うん。藍子、兄さんたちに伝えて。

私の正体を明日ばらすって」

如月「ばれたの？」

藤堂「まだばれてないけど、やむを得ない状態になったから明日話すって言っちゃったんだ」

如月「まぁ、何となくわかるわ」

藤堂「てか、何で電話してきたの？」

如月「うーん、実は私たち、日本に着いてるんだよね。あはっ！」

何があはっ！だよ。全然あはっって状況じゃないじゃん

藤堂「マジか…で、今何してるの？」

如月「彩菜に頼まれたものを取りに行ってる

バスの中なんだ！今、氷帝に向かってる」

U-17のバスなんだろうな

藤堂「そうなんだ。ありがとう

でも、氷帝は仕掛けてるカメラの数、多いよ」

如月「それは仕方ない。あの学校、無駄にデカイからな」

藤堂「(笑)だね。てか、月光兄さんに悪いことしたな」

一人じゃ大変だろうなぁ

まぁ、誰かが手伝うんだろうけど

如月「大丈夫だって。

じゅっさんが手伝うって言ってるから

それに、彩菜の頼みだからって言ってあっくんや育兄も張りきってるよ」

まぁ、月光兄さんのダブルスパートナーだからね、寿三郎兄さんは

遠野「おい！藍子。誰も張り切ってねーよ」

如月「ちょっとあっくん！ケータイ取るな！」

遠野「あっくんって呼ぶな！」

なんか始まった…

君「もしもし、彩菜？久しぶりですね」

藤堂「あぁ、育斗兄さん。やっほー

篤京兄さんから藍子のケータイ取ったんだね」

君「いや、落ちてきました」

どういう状態なの？

藤堂「藍子のことだからケータイの音量、スピーカー状態にしてたんでしょ？」

藍子自身はスピーカー状態になってることを知らないんだけどね

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