あの人たちしか信じられない２

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ミ「大丈夫ですよ。さっきの執事は少々腹黒いので、ニヤニヤしながら坊っちゃんに電話を掛けてましたよ」

うわー、怖いな

ていうか、跡部邸の人に腹黒い人もやっぱりいるんだな

藤堂「さっきの電話の演技では考えられないですね」

ミ「きっと、あることないこと話してますよ。藤堂様だけでなく、如月様とも契約が切られるとか」

藤堂「ぶはっ！それは面白いですね。でも、言ってくれて大丈夫だと思います。

藍子も霧山家との契約を切ろうと思ってるらしいんで」

確かに霧山家は財閥の中でもそこそこ上の方

でも、藤堂家や如月家はもちろん、跡部家にも敵わない

藤堂「そうだ。霧山家の不正行為の資料も送ってもらってもいいですか？」

ミ「ええ、そう言われると思って使用人全員で調べていますよ」

すげぇ、エスパーかよ

ていうか、有能すぎ。引き抜きたいけどダメなんだろうなぁ

藤堂「ありがとうございます。

でも、大丈夫ですか？いろいろ頼んでしまったので…」

いまさらだけど…

ミ「問題ないですよ。こっちも坊っちゃんが迷惑をかけてるようなので」

藤堂「良かったです。ではこれで」

ミ「また、頼んでくださいね。失礼します」

うわー、結構長く話したな

寝よ。24時だし

明日は青学に行くし…

明日も何も起こらなければいいんだけどな

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