あの人たちしか信じられない２

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越「美味しい」

仁「甘過ぎないから食べやすいぜよ」

そういうことじゃないんだけど

財「美味い…」

千「旨いばい」

まぁ、美味しかったならそれでいいか

藤堂「後で高校生にも渡しに行こうかな」

越財「着いて行く」

ガラッ

幸「ご飯は…出来ているみたいだね」

霧「わたしぃ、お腹空いたなぁ」

跡「フン、今日は早いじゃねーか」

あらぁ、すごい上から目線じゃん

財「何なん。アホ部のくせに、ウザすぎるわ」

越「全くだよ。氷帝の人がかわいそうだね」

仁「イヤ、アホ部のアホが感染してるからな」

千「そうやね」

うわぁ、聞こえてるって

てか、今さら言ってやるな

霧「あ、跡部君はぁアホじゃないよぉ」

じゃあ、バカならいいのか？

跡「結夏…ありがとな」

お礼を言うのもおかしい気もするが…

まぁ、本人たちが納得してるならいいか

幸「そろそろ食べようか」

霧「うん！」

跡「そうだな」

藤堂「ほら、お前らも食べておいで」

越財「嫌だ！」

え？

仁「俺らは高校生と食べる」

入「そっかそっか」

藤堂「奏多兄さん、お疲れ様」

入「うん。夜月もね」

あ、そうだ

藤堂「ヤバい！ドリンクとタオル回収してない！」

でも、デザート渡してない…

財「夜月、行ってくればええで」

越「俺らが配っておきます」

藤堂「ありがとな。名前が書いてあるから間違えるなよ？あと、ご飯は先に食べてろ！」

越財「はーい」



in外

よし、高校生のは運び終わったな

ただ…中学生の奴らの分が全然足りない！

藤堂「はぁ、とりあえずあったヤツは運んだから探しに行こうか」

わー、何でタオルが木の上にあるんだろ…

だからって自分で取りに行くのは面倒くさいし

10枚はある。仕方ないな

私は指笛でにゅうちゃんの鷲を呼んだ。

にゅうちゃん、一軍に着いていったんだ

にゅうちゃんがいない間、お世話を頼まれたの

そしたら、何かなつかれた

指笛教えてもらってて良かった…

藤堂「木にあるタオル、取って来て！」

やっぱり、早いし賢いな

確実に取ってきてくれる

悪知恵が働く中学生達よりも可愛いよね

藤堂「よっしゃ、ありがとね。はい、ご褒美だよ」

おっ、15枚はある！

あれ？違う鷲がタオル持って帰ってきた

とりあえず、ご褒美上げよう

藤堂「何枚あるかな？」

おっ、こっちも15枚

30枚のタオルが帰ってきた！

でも、後5枚ない…

どこにやったんだよ

ドリンクボトルもないし…

タオルはいいとして、ボトルは困るんだよなぁ…

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