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「………」
確かに相澤先生の言う通りだ……
相澤「だからお前には個性の制御……まあ要するに俺達と特訓してもらう」
「と、特訓！？」
俺達…って
「相澤先生怪我してるじゃないですか」
相澤「片腕だけだ。今回体育祭に出す出さないにしてもお前には力をつけてもらわなきゃならん。今回襲撃したヴィランもお前のことを狙ってたみたいだからな」
‘「徳丸Aさん。貴方はこちら側に来て頂きます」’
‘「あの日ぶりだなA。改めて言うよ……こっち側に来い」’
「……そうですね」
確かにあのヴィラン達は私のことを連れていく、って言っていた。それならば私が力をつけるのは当然必要なことだろう
それに体育祭だって来年もある。今年は出られなくても学べることもたくさんあるはずだ。ただ……
相澤「……不満か」
「そんなことは」
相澤「じゃあ何でそんな顔をしてる」
私のことを考えて先生が提案してくれてるのは分かるし、とてもありがたいと思うけど
「……………………聞かないんですか？…何も」
相澤先生にとって今の私は個性だって今回やってきたヴィランとの関わりだって、何もかも分からない危険人物のはず
普通なら問い詰めたり最悪警察とかに保護されることもあるのに先生はそのどちらもする素振りはない
相澤「お前が聞いて欲しいなら聞くよ。ただ今無理に問い詰めるのは合理的じゃない」
「そう……ですね」
合理的じゃない、か。先生らしい考え方だ
でも
その中には私が悲しまないように、傷付かないようにっていう先生の優しさが見えて少し…ほんの少しだけ、泣きそうになった
相澤「……無理はするな。いつか自分から話そうと思ったときでいい。俺もあいつらもそのくらいは待てる。だから今はとにかく休め。いいな？」
「はい………はい！」
相澤「特訓は退院してからだ。勝手に自主トレーニングなどはしないように」
「はい！」
相澤「じゃあな……ああ、あと」
「？」
相澤「助けてくれて、ありがとうな。徳丸」
「え、」
そんなの先生が助けてくれたから今私はここにいられるだけで……私は結局何も出来なかったのに
相澤「お前は自分の出来ることをやってくれた。その結果俺は今生きてるんだ。お前があの時助けに入ってくれなかったら俺は最悪死んでたよ」
‘「せんせ、を、離せ！！！！」’
「そんなこと…ないです」
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ゆな(プロフ) - さとさん» 楽しみにしてます！ (2021年9月16日 22時) (
レス) id: 74db5d0728 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - ゆなさん» この前一度38を出してしまったときですよね。まだあまり使いなれてなくて間違って途中のものを表示してしまいました、すみません。もちろん35、36、37も書かせていただこうと思っています！！ (2021年9月16日 20時) (レス) id: a8c6c48dc0 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - ルークさん» ありがとうございます！続き頑張って書かせていただきますね！！ (2021年9月16日 20時) (レス) id: a8c6c48dc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 35話36話37話は無いんですか？ (2021年9月15日 12時) (レス) id: 74db5d0728 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク - とても面白いです！続きが楽しみです！ (2021年9月14日 23時) (レス) id: de79dde09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さと | 作成日時：2021年8月14日 23時
