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主人公side(過去)
「…やぁだ！おわ、かれ、しないでぇ………」
アウト「……もうそろそろ私も行かなくちゃね。相澤くん、短い間だったけどありがとう。君はきっと素敵なヒーローになれる」
相澤「アウトナイト！」
アウト「娘を頼んだよ。A…Aがヒーローになるの、お父さんは楽しみにしてるからな」
「おとーさ、！！！」
ヴィランそして……お母さんのもとへと走っていったお父さん
必死に手を伸ばしたけど
相澤「……行こう、Aちゃん」
「やだ、やだよお！！！私も置いてって！おとーさん、おかーさん！！！！！！！！！！」
その手が届くことは…………なかった
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相澤side
病室に入ると点滴をつけられ、包帯だらけの姿で眠っている徳丸がいた
相澤「……………………徳丸」
こうやって意識の無い相手と面と向かって話すのも何かおかしい。だが……
相澤「お前は……Aちゃんなんだよな」
それでも口に出さずにはいられなかった
相澤「あの時………一瞬、お前がアウトナイトに見えたよ」
彼女は自分の身を顧みず戦った
その姿はあの日、自分の娘をたくしヴィランの方へ向かっていったアウトナイトに……重なって見えた
「……や」
相澤「……徳丸？」
起きたのか？
「や…おと…………さ………………いか……な…………」
相澤「…………」
あの日の夢でも見ているのだろうか
顔を歪め、苦しんでいる徳丸
あの日のことはやはり彼女にとって忘れられない出来事で彼女が変わった理由のひとつでもあるんだろう
‘「そうなんです···大事なもので」’
ＵＳＪに来る前に取りに行ったというペンダント
俺はあのペンダントの本来の持ち主を知っている
ペンダントの話をするときもずっと悲しい笑顔をしていた
‘根津「とても強力な個性を持ってたんだ。母親からの遺伝だろうね」’
あの日からずっと…きっと俺が思うよりもっと苦しくてしんどかったんだろう
それでも彼女はヒーローになろうと雄英に来たんだ
俺は未だに苦しんでいる徳丸の包帯の巻かれた手にそっと自分の左手を重ねた
相澤「………………大丈夫だよ、Aちゃん」
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ゆな(プロフ) - さとさん» 楽しみにしてます！ (2021年9月16日 22時) (
レス) id: 74db5d0728 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - ゆなさん» この前一度38を出してしまったときですよね。まだあまり使いなれてなくて間違って途中のものを表示してしまいました、すみません。もちろん35、36、37も書かせていただこうと思っています！！ (2021年9月16日 20時) (レス) id: a8c6c48dc0 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - ルークさん» ありがとうございます！続き頑張って書かせていただきますね！！ (2021年9月16日 20時) (レス) id: a8c6c48dc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 35話36話37話は無いんですか？ (2021年9月15日 12時) (レス) id: 74db5d0728 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク - とても面白いです！続きが楽しみです！ (2021年9月14日 23時) (レス) id: de79dde09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さと | 作成日時：2021年8月14日 23時
