23 ページ25
「………ん」
目を開けると白い天井。ここは…
？「起きたかい？」
「あ、はい…私、」
？「急に倒れたんだよ。個性の使い過ぎさあね」
「すみません…」
個性の使い過ぎで倒れちゃったのか。確かにあんなに多くの種類を一気に使うこと無かったからな……
？「ペッツお食べ」
「ありがとうございます。えと、あの」
？「リカバリーガールだよ。とにかくまずはオールマイトに___」
オール「リカバリーガール！！！」
「オールマイト…！？」
バタバタバタという大きな音が聞こえ、入ってきたのはオールマイト
オール「徳丸少女！体調はどうだい？」
「もう全然。大丈夫です」
そうか…とホッとしてるように見えるオールマイト。そんなに心配してくれてたんだ…
「あの後の授業はどうなったんですか？」
オール「ああ、皆頑張っていたさ！ただ…」
「ただ…？」
オール「緑谷少年が大怪我でね。今横のベットで寝てるんだ」
リカバリー「まだあの子は起きてないよ」
「…緑谷くんの怪我は治りますか？」
リカバリー「問題ないよ。あんたは体調が良いうちにお帰り。明日も学校はあるからね」
「はい…ありがとうございました」
緑谷くんの容態は気になるが起きていないのならば私がここに居たって仕方ない。…大人しく帰ろう
取荷物を取りに教室に戻るとまだ半数以上の生徒が残っていた
八百万「徳丸さん！体調は大丈夫ですの？」
「うん、もう大丈夫。ただの個性の使い過ぎだからさ」
耳郎「心配したよ。終わった途端に倒れちゃうもんだから」
「あはは…心配してくれてありがとう」
？「徳丸！オメーアツかったぜ！！！！」
？「ちょーカッコよかった！！」
「え、え…！？」
急に人がたくさん…！？
？「驚かせてごめんなさい。蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」
？「俺、切島！！よろしくな！」
？「俺！砂糖！」
「梅雨ちゃん、切島くん、砂糖くん。よろしくね」
切島「今皆で今日の反省会しようかと思ってんだけど徳丸もしねーか？」
「…ごめん。今からちょっと用事あるの」
芦戸「そっかあ、じゃあしょうがないね！」
また明日ー！！と笑顔で挨拶してくれた。みんな良い人だなあ……なのに
「…ただいま」
誰も居ない部屋に帰る。用事なんか一切無い。私なんかを誘ってくれる皆は優しくて良い人なのに、どうしても怖い自分がいる
「バカだなあ…」
あの人達と今の皆は違うのに
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆな(プロフ) - さとさん» 楽しみにしてます！ (2021年9月16日 22時) (
レス) id: 74db5d0728 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - ゆなさん» この前一度38を出してしまったときですよね。まだあまり使いなれてなくて間違って途中のものを表示してしまいました、すみません。もちろん35、36、37も書かせていただこうと思っています！！ (2021年9月16日 20時) (レス) id: a8c6c48dc0 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - ルークさん» ありがとうございます！続き頑張って書かせていただきますね！！ (2021年9月16日 20時) (レス) id: a8c6c48dc0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 35話36話37話は無いんですか？ (2021年9月15日 12時) (レス) id: 74db5d0728 (このIDを非表示/違反報告)
ルーク - とても面白いです！続きが楽しみです！ (2021年9月14日 23時) (レス) id: de79dde09d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さと | 作成日時：2021年8月14日 23時
