呪われ者はもう一回の人生、復讐に使いますの特別集(？) (ページ40)

今日:25 hit、昨日:5 hit、合計:2,360 hit

⚠　グロイかもページ40

『………』

壁に背中を預け、呼吸を整える。

……よし。

覚悟を決めて私は飛び出した

『チーノ！何、し、……ぇ………？』

私は固まった。

そこにはチーノは居らず、代わりに、

地面に男性二人が倒れている。

『斎町くんに……棚田……？』

斎町くんはうつ伏せに倒れていて、

頭蓋骨が割れ、中身が見えており、

片目が地面に転がっていた。

背中にたくさんの差し口があり、

服や、付近の地面が真っ赤に染まっていた。

棚田は仰向けで、

両目が潰されて左腕が折れていた。

でも胸は上下に動いてる…息してるんだ！

『棚田くん！、落ち着いて！』

「……？A…さ、？」

『うん、そう、そうだよ！大丈夫！！』

ね？、と、言いながら私は手を重ねた。

その時。

？)「何してるん」

話しかけられた。その声はよく知っていて……

振り向きながら私は言った。

『……チーノ？』

ci)「はい！先輩！」ﾆﾊﾟｯ

そう返事をして笑ったチーノは、眼鏡を外していて、

その代わりと言うように、顔や制服に返り血があった

ci)「そいつらしつこくてさー？」ﾆｺﾆｺ

ci)「棚田、殺してあげたよ？先輩」

そう言って頬を紅潮させるチーノに鳥肌がたった。

『で、…でも、斎町は、ぁ…』

ci)「あぁ、ウザかったから！
　 A先輩のために、棚田に
　とどめをさそうとしたら、
　それはAのためじゃないなんて言われて
　やっちゃいました！」ﾆｺｯ

『…私のため…？』

ci)「はい！ホントは追い出すだけの予定
　やったけどイラついて」

…こんなの……

『こんなの…可笑しいよ……？ダメだよ…そんな…』

ci)「……え？、」

私が思いきってそう言うと、目を丸くするチーノ。

ci)「あ…は、あはっw冗談きついっすヨ…
　俺ﾊ先輩のタメにこウやっﾃ……、」

『チ、チーノ…？』

チーノは俯いてしまった。

しばらくして顔を上げると、こう言って、

ci)「あ、あはっ、wこれも先輩の…貴方のため…」

・

・

ci)「イま…覚ましてアげﾏｽよ…♡」ｽｯ

私を刺した